cinemacafe.net より(以下一部抜粋)
>先日公開を迎え、初登場1位のヒットスタートを切った『探偵はBARにいる』。主人公の探偵を演じた大泉洋にとっては、初の邦画メジャー作品での主演作となったが、この作品中の大泉さんに対し、観客や評論家からこれまでにはなかったある声が…。それは“大泉洋、まさかのイケメン説”。探偵という人物の内面やキャラクターだけでなく、“見た目”の部分に関しても「かっこいい!」とメロメロになってしまう人が続出しているとかしてないとか…。
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シネマカフェでは『探偵はBARにいる』特集にて、「探偵さんに聞いてみよう!」と銘打ち、読者から応募した質問に探偵・大泉さんに答えてもらうという特別企画を実施! そこでとある読者から寄せられた「この映画の中で大泉さんが“奇跡的に”かっこよく映っているシーンは?」という質問をぶつけてみた。
バラエティなどでの“笑い”のイメージもあって、映画やドラマでもコミカルな印象が強い大泉さん。NHK大河ドラマ「龍馬伝」での近藤長次郎や、映画『半分の月がのぼる空』の過去を背負った医師役など、シリアスな演技が求められることが皆無ではないのだが、“イケメン”という印象で捉えられることはこれまでほとんどなかったといっていい(失礼!)。
実際、大泉さんも今回のハードボイルドな探偵役に、当初からこれまでとは違った雰囲気を感じ取っていたよう。
「僕の場合、どうしても役が固まってきてしまうところはありましたからね。僕がミスをしでかして、大きな事件に発展して、それを主人公のスーパーウーマンが解決するといった具合で(笑)。そういう意味で今回、こういう役をやれたのは嬉しかったです」。
その一方で、本作で「かっこいい」と評価されることに対しては若干の戸惑いと困惑も?
「まあこれまでの人生、見た目で『かっこいい』と言われたことはなかったので、映画を観た知り合いからも『かっこよかったね』と言われて意外でしたね。新聞などでの評論でも『決して二枚目ではなかったはずの大泉洋がなぜかかっこいい』とか『三の線のはずの大泉が意外にも…』とか素直に『かっこいい』とだけは書いてもらえない(苦笑)。書く人も戸惑いがあるような…。でもそう言ってもらえるのは嬉しいですよ」。
ハードボイルドなキャラゆえに“錯覚”してしまうのか? はたまた相棒を演じる“真性イケメン”松田龍平との相乗効果なのか? とにかく大泉さんを「かっこいい」と勘違い(?)する観客が続出しているという。では、そんな中でも大泉さん自身が考える、奇跡的にかっこよく映っているシーンは?
「そうですね…(苦笑)。これは僕自身、遺影に使ってもいいんじゃないかって思っているのが電話のシーンですね。僕がバーで受話器を持って(依頼人の)コンドウキョウコと話してる姿はおっしゃる通り、奇跡的にかっこよかったですね(笑)」。
本当にかっこいいのか? 真偽のほどをぜひ映画館で確かめてみてほしい。
『探偵はBARにいる』は全国にて公開中。
(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)
特集「『探偵はBARにいる』Cinemacafe BAR」
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