地球はとうとう猿のもの?『猿の惑星』が産経新聞を乗っ取る!?リアリティー抜群の「猿系新聞」が登場!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>人気SFシリーズの起源を解き明かす新作映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の「猿系新聞」が9月17日付の産経新聞東京本社版に掲載され、大きな話題になっている。「しゃべる類人猿、現る!!」というショッキングな見出しが目を引く同新聞は4面にわたって展開されており、もしも猿たちが地球の支配者になったらこんな新聞ができるのかもしれないと思わせられる仕上がりとなっている。

映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』場面写真

 「猿系新聞」は9月17日付の産経新聞東京本社版で4面にわたって展開された新聞記事で、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』での出来事がまるで現実で起きたように書かれているもの。トップ記事として霊長類保護施設からの猿の脱走事件が取り上げられているだけでなく、専門家のコメントや現地警察の見解など、本物の新聞のような記事構成となっており、本作を知らなければ、だまされた人も多かったかもしれない?

 ほかにも「脳細胞に急激な変化?首を傾げる科学者たち」「世界各地で類人猿進化現象発生」といった猿ネタが続々と取り上げられているのにも要注目。「猿の詩(うた)」と題された詩の紹介や「猿系抄」と題されたコラムなど、本編の内容とは関係のなさそうに見える小ネタにまで力を入れているあたりは見事の一言だ。オリジナルの『猿の惑星』はタイトルが示す通り、猿の支配する星が舞台となっていたが、今回の「猿系新聞」はまるでその世界に新聞があったのならこうなるだろうという出来栄えとなっている。今後はオフィシャルサイト上にもアップされる予定となっているので、紙面を見逃した人も要チェックだろう。

 映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は、1968年公開の『猿の惑星』から始まるSFシリーズの前日譚(たん)。現代のカリフォルニアを舞台に一頭の猿が突然変異的に進化していくさまを追ったSFアクションだ。人間並みの知能を手に入れた猿の名前がオリジナルシリーズにも登場した「シーザー」であるなど、オリジナルシリーズへ敬意を払っているところはポイント高し。すでに本作の世界興行収入は、ティム・バートン監督による2001年公開の映画『PLANET OF THE APES 猿の惑星』の最終興行収入を超え、早くもシリーズ最高の成績を記録している。(編集部・福田麗)

映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

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