ぴあ映画生活 より(以下一部抜粋)
>全米の興行収入ランキングで初登場1位を獲得するなど話題を呼び、日本でも10月8日(土)から公開される恐怖映画『ラスト・エクソシズム』。その劇中でも特に衝撃的なシーンが、映画の封切りに先駆けて公開された。
衝撃シーン動画
本作は、『キャビン・フィーバー』『ホステル』などを手がけたホラー映画界の俊英、イーライ・ロスのプロデュース作品。米国の田舎町に悪魔ばらいの儀式のためにやって来た牧師と、その儀式を映像に収めようとした撮影隊が体験する超常現象を、ドキュメンタリータッチで描いた作品だ。
悪魔ばらいを描く映画といえば1973年の名作『エクソシスト』などが有名だが、本作が他と一線を画している点が、主人公の牧師が悪魔や悪魔ばらいなどまったく信じていないところ。この主人公は、悪魔ばらいという儀式は実際には何の効果もない詐欺的行為、とまで断言し、それを証明するために自身が行う儀式の様子を撮影隊に記録させようとする。
そんな“悪魔否定派”の牧師が、「悪魔は実際に存在した!」と痛感させられることになるのが、今回公開されたシーン。純真無垢だった少女が何者かに取り憑かれたようにおぞましい形相に豹変し、背骨を折らんばかりに体をエビ反りにするのを見た牧師は、これまでの主張を改め、本気で聖書を読み上げて悪魔に対抗しようとするのだが……。
このような劇中の重要なシーンが事前に公開されるのは異例のことだが、牧師一行の運命はさらに意外な展開に転がっていくので心配無用。インパクト大なこの衝撃シーンを見て、全米を戦慄させた本作への期待を高めてほしい。
『ラスト・エクソシズム』
10月8日(土)より公開