シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>スティーヴン・スピルバーグ監督が進めている、アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンを描く伝記映画『リンカーン / Lincoln』(原題)の公開が、2012年秋に行われるアメリカ大統領選挙後に延期されることになった。
スティーヴン・スピルバーグ監督映画『戦火の馬』場面写真
この作品は、歴史学者ドリス・カーンズのベストセラー「チーム・オブ・ライバルズ」を映画化するもので、奴隷制度の廃止とアメリカ市民戦争を背景に、リンカーン大統領が暗殺される前の4か月を描いていく。リンカーン大統領役をダニエル・デイ=ルイスが、妻役をサリー・フィールドが演じることが決まっている。撮影は、市民戦争時代のワシントンを思わせる建物があることから、バージニア州リッチモンドで行われる予定で、すでに準備に入っているが、スピルバーグ監督は2012年中に予定していた公開予定日についてオーランド・センティネル紙で、「映画は来年の大統領選挙の後に公開することになった」とコメント。アメリカでは2012年11月から12月にかけて大統領選挙が行われる予定で、映画の公開が選挙に影響しないように、政治的な配慮から大統領選挙の後にすることに決めたという。