ぴあ映画生活 より(以下一部抜粋)


>「ぴあ映画生活」調査による9月23日、24日公開の映画満足度ランキングは、カンボジアに学校を建てようと活動する大学生の姿を描いた向井理初主演作『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』がトップに輝いた。2位に“モテ期”に翻弄される草食系男子を森山未來が演じる『モテキ』が、3位にサミュエル・L・ジャクソン主演作『4デイズ』が入った。

上位作品の写真

1位の『僕たちは世界を変えることができない…』は、葉田甲太の体験を基に出版された同名小説を映画化したもの。出口調査では「同じ人間なのに生まれた国や環境によってこんなにも生活が違うということを知り、辛くなる場面もあったが、行動していく彼らの姿に感動した」「カンボジアの歴史や実態を知り、私も自分のできることをしていこうと思った」「向井理の演技はアドリブのように自然体で、学生4人の感情がリアルに伝わってきた」など、主人公たちと同じ20代の学生を中心に、10代から60代までの幅広い世代から高く評価され、涙ながらにコメントする女性の姿も見られた。

2位の『モテキ』は、久保ミツロウの同名コミックを原作に、好評を博したTV版から1年後の主人公を描いたオリジナルストーリー。アンケート調査では「同じ男として主人公に共感はできないが、終盤になるとよく頑張ったなと親近感がわいた」「長澤まさみがエロティックで魅力的。中高生だった頃の甘酸っぱい気持ちを自分も引きずっていると気付かされた。素晴らしい疑似体験!」「漫画よりもドラマよりも映画が一番面白い! 監督の趣味が大爆発していて、“モテ期”の生活をリアルに覗き見しているようで新鮮だった」など、特に男性から好評だった。

(本ランキングは、2011年9月23日(金)、24日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)


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