製作中止になった『ローン・レンジャー』、ジョニデの出演料を減額して再始動か?作品のスケールも縮小

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


> 先日製作中止が報じられたばかりのジョニー・デップ主演「ローン・レンジャー」の映画化企画が再始動しそうだとハリウッド・リポーターが報じている。製作費がネックでいったんは棚上げされた本作の企画だが、製作のディズニーは作品のスケールを縮小すると共に、ジョニデの出演料などを減額することにより、何とか映画化を実現させるつもりだ。

ジョニデ新作!映画『ランゴ』場面写真

 当初は約2億5,000万ドル(約200億円)と目されてきた予算が、約2億1,500万ドル(約172億円)へと下方修正されたことにより、製作が困難となり、いったんは中止が決定したとの報道が流れた本作。だがハリウッド・リポーターによると、ディズニーはCG合成が必要なシーンや大規模な列車シーンをカットすることで予算を削減し、改めて本作の製作を続行することを明らかに。さらに同社は主演のジョニー・デップやゴア・ヴァービンスキー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーのギャラを減額する意向も示している。(1ドル80円計算)

 そうなってくると次の問題は、ジョニデたちが本作へ参加をするかどうか。ジョニデにしてもヴァービンスキー監督にしても、関係各所から引く手あまたであることは容易に予想されるだけに、今回の条件を呑むかどうかは彼らがどれだけ本作に思い入れがあるかが鍵となりそうだ。ディズニーにしても当初予定していた2012年中にリリースするかどうかは明言しておらず、状況次第では再度製作中止ということも十分考えられそうだ。