向井理、日本初の外務省公認「日本・カンボジア親善大使」に任命!「狙い通りです」と笑顔満開!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


> 2日、新宿バルト9で映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』大ヒット舞台あいさつが行われ、主演の向井理が外務省初公認となる「日本・カンボジア親善大使」として委嘱(いしょく)されたことが発表された。

映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』写真ギャラリー

 デビューまもない4年前の2007年、テレビ番組「世界ウルルン滞在記」でカンボジアで、地雷を撤去しながら畑を作り続けていた家族のもとにホームステイし、畑作りを手伝った経験のある向井。それ以来、「カンボジアは第2の故郷」と公言するようになった向井だが、くしくも初主演映画は、カンボジアロケを敢行したものとなった。それだけ向井にとってもひときわ思い入れの強い作品となったわけだが、この日の舞台あいさつ上で、外務省がカンボジアに熱い思いを持つ向井を日本初の「日本・カンボジア親善大使」に任命することが発表された。外務省の玄葉光一郎大臣からの委任状を手にした向井は「狙い通りです。ずっと狙っていました」と冗談交じりに喜びのコメント。満員の会場からも「頑張って!」「おめでとう!」といった声援が飛び交い、会場は祝福ムードに包まれた。委任状を手にした向井は「外務省が関わっているので、責任は重いですが、親善大使としてカンボジアの良さをアピールできれば。いきなり世界を変えることは出来ないですが、たとえばカンボジアには直通便がないので、そういうところからちょっとずつでも変えていければいいですね」と笑顔で決意を語った。

 この日は、共演者の窪田正孝も登壇し、「おめでとうございます!」と祝福。テレビドラマ「ゲゲゲの女房」でも共演を果たした二人は非常に仲のいい兄弟といった雰囲気で、「昨日はどうしても向井さんに会いたくて、ファンの方には申し訳ないけど、向井さんのおうちに泊まらせてもらいました」と明かし、向井も「今日はうちから二人で来た」と付け加えると、会場の向井ファンは「えー!」と大絶叫。「本当に、お兄ちゃんからは学ぶことが本当にたくさんあって、向井さんからはいろんな刺激をもらうことが多いですし、相談したいこともたくさんあったので」と話す窪田はとろけそうな笑顔。本作のラストシーンにおける向井の包容力あふれるエピソードをせつせつと語る窪田。「どうやらぼくのことが好きみたいです」と冗談めかす向井に、「向井さんが大好きです!」と大きな声で答える窪田のとろけ具合に、会場は笑いに包まれた。

 今年はカンボジア和平のためのパリ協定署名から20年目にあたり、来年はカンボジアにおける日本国大使館の再開と、アンコール遺跡群の世界遺産登録から20年目という節目の年を迎える。親善大使の具体的な活動としては、テレビ・雑誌等を通じてカンボジアに関するメッセージを発信するということ、さらに日本・カンボジア交流促進イベントへの参加や協力、招へい事業により訪日するカンボジア人との交流などを行っていくとのことだ。親善大使就任期間は10月1日から2012年12月31日までとのこと。向井の親善大使就任をきっかけに、両国のよりよい関係が深められることを期待したい。

 本作は、楽しい日々を送る医大生が一念発起し、カンボジアの子どもたちのために学校を建設しようと奔走する姿を描く青春ストーリー。実際に現地へリサーチに行くまでに活動を本格化させるが、そこには想像以上の現実が待ち構えている、という物語だ。(取材・文:壬生智裕)

映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は全国公開中


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