MovieWalker より(以下一部抜粋)

>サンタクロースといえば、赤い服を着て、優しく微笑む小太りのおじさんの姿を思い浮かべるはず。だが、実はサンタクロースの起源となったのが、悪い子にお仕置きをする伝説上の悪魔だったという説があるのをご存知だろうか? そんな北欧の古い言い伝えを下敷きに、サンタクロースを凶悪なモンスターとして描いたホラーコメディ『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース』が10月8日(土)より公開される。


舞台は、クリスマスを迎えた北フィンランドの小さな村。国境近くの山に氷漬けの状態で封印されていた、本物のサンタクロースが、一攫千金を目論む多国籍企業の手によって掘り起こされてしまったことから事件は始まる。村の子供たちが次々と失踪し、トナカイの大量死が発生するなど、不可解な出来事が頻発するなか、多国籍企業と本物のサンタクロースに戦いを挑む村の人々が描かれる。


こんな映画を制作したのが、サンタクロースの本場であるフィンランドだからまさに驚きだ。サンタに会うことができるサンタクロース村も存在するなど、貴重な観光資源であるサンタをこんな扱いにして良いの!?と、つい心配になってしまうほど。


トナカイ大量死のシーンや、ゾンビのようなサンタの姿など、強烈なビジュアルは一度見たら忘れられないものばかり。クリスマスシーズンにはまだちょっと早いが、誰もがサンタに抱いていた幻想を打ち砕く本作で、一足先に不思議なシュールなクリスマス気分を味わってみてはいかがだろうか?


Who killed Cock Robin?