映画.com より(以下一部抜粋)
>コリン・ファレルとキーラ・ナイトレイが共演、「ディパーテッド」の脚本でアカデミー賞最優秀脚色賞を受賞したウィリアム・モナハンが監督としてロンドンを舞台に描く、ブリティッシュ・ノワール「ロンドン・ブルバード LAST BODYGUARD」の公開が12月17日に決定した。
3年間の刑期を終えて出所し、裏社会から足を洗おうと考えていたミッチェル(ファレル)は、ひょんなことからパパラッチに狙われる女優シャーロット(ナイトレイ)のボディガードとなる。ギャングのボス、ギャント(レイ・ウィンストン)は、かつての仲間からの荒い仕事も断りきれずこなすミッチェルに目を留め、仲間に引き入れようと画策する。そして、ミッチェルとシャーロットの生活にも危害が及ぶようになる……。モナハンは、ハリウッド映画の名作「サンセット大通り」の原作を脚色し、本作で監督デビューを果たした。
ファレルはミッチェルの役柄を「脚本は実によく肉付けされていた。登場人物は皆、人生の転機に差し掛かっている。ミッチェルは多くの間違いを犯した後で、自分が何を望んでいたかを思い知る。頭は切れるが暴力的なところがあって、早くから悪い仲間と付き合い、犯罪人生が始まったんだ」と分析。
ナイトレイは「優れた脚本家で物語を熟知しているビル(モナハン)のような監督との仕事は刺激的だわ。コリンは非情さと傷つきやすさを同時に表現できる素晴らしい俳優。スティーブ・マックイーンのようなタイプね」と、モナハン監督とファレルとのタッグについて語っている。
英国の裏社会を描いたスリリングなストーリー展開はもちろんのこと、1960年代のイギリス映画風のオープニング&エンディング・クレジット、主人公のTPOに合わせたファッション、ヤードバーズの「ハートせつなく(Heart Full Of Soul)」や、ザ・ローリング・ストーンズの「ストレイ・キャット・ブルース」など、60年代の名曲を織り交ぜた音楽にも注目だ。
「ロンドン・ブルバード LAST BODYGUARD」は12月17日から、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
コリン・ファレル、「フライトナイト」の怪しい隣人役も「モンスター上司」のバーコード上司も同じこのお方。あまりにも共通点のない役選びは「役の幅が広い」というより「節操がない」に近いかも。それにしてもスゴイとは思う。特に「モンスター上司」のあの役……あたしゃ自分の目を疑いました。