オバマ大統領がハリウッドでセレブから資金集めパーティ!一人100万円以上のパーティーチケット
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>オバマ大統領が来年の大統領選に向け、ハリウッドのセレブからの資金集めを主な目的としたパーティーのためにロス入りして大きな話題となった。
現地、9月26日の午後にロス入りしたオバマ大統領は、サンセット通りに位置するひとつめのパーティー会場ハウス・オブ・ブルースに立ち寄ったあと、次はドリーム・ワークスのジェフリー・カッツェンバーグ氏が主催したセレブ満載のパーティーへ移動。周囲では厳重な交通規制が行われ、ハリウッドの西側は完璧なるマヒ状態と化した。
メルローズ通りにあるオシャレなレストラン、フィグ&オリーブで行われたカッツェンバーグ氏主催のパーティーには、一人につき1万7,900ドル(約143万2,000円)というチケットを購入した120人のセレブや業界関係者たちが出席。セレブ・パワーは大統領選に不可欠ということで、限られた時間で大忙しのオバマ大統領はこのあと北カリフォルニアのサンホゼへ飛び、一人当たりのチケットが3万5,800ドル(約286万4000円)というセレブを集めたプライベート・パーティーに出席した。(1ドル約80円で計算)
このパーティーにはレディー・ガガが出席し、大統領と談笑している様子が大きく報じられたが、ハリウッドでのパーティー同様にほかに目だった超有名セレブの姿は見られず、2008年当初の大統領選が一番盛り上がっているときに行われた米トークショーの女王オプラー・ウェンフリー主催・スティービー・ワンダー特別ゲストパフォーマーの超豪華セレブパーティーと比べるとかなりの格差が見られた。
次期オバマ大統領再選に向けてこれまでにジョージ・クルーニー、トム・ハンクス、スティーブン・スピルバーグなどのスーパー・セレブたちが法で許された個人寄付金として各3万5,800(約286万4000円)ドルを寄付しているが、今回の大統領訪問にあたって彼らがカメラ前に立ってサポートを示すようなコメントをしたりというような状況は見られなかった。
また、大統領のハリウッド訪問に対するメディアの扱いも3年前の熱さは感じられず、民主党よりと言われるCNNですら、オバマ支持者だったマット・デイモンが行ったインタビューで、「もうオバマ大統領が当初掲げていたような“希望”は感じられなくなってきた」とコメントした部分を改めてオンエアしたり、CNN人気トーク・ショー「ピアース・モーガン・ショー」ではマイケル・ムーア監督を迎え、監督がオバマ大統領の政策に対して懸念を示すインタビューをオンエアするなど、3年前だったらありえないような構成で、セレブそしてメディア業界全体の大統領に対する失望を浮き彫りにした形となった。
来年の大統領戦に向けてオバマ大統領がハリウッドの信頼をどこまで取り戻せるか……。セレブたちの支持はかなり大きなPR効果もあるだけに、彼らのサポートはオバマ大統領再選のキーポイントになるとも言われている。