ダコタ・ファニング、17歳でセックスレスに悩む幼妻に!ビクトリア朝時代の三角関係スキャンダルを描いた作品

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


> 映画『I am Sam アイ・アム・サム』などで天才子役として一躍名をはせたダコタ・ファニングが、実在のスキャンダルを題材にした映画『エフィー(原題)/ Effie』で美術評論家ジョン・ラスキンの妻エフィー・グレイを演じることになったとDeadline.comをはじめとする複数のメディアが報じている。同作の脚本は女優としても知られるエマ・トンプソンが手掛けている。

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 映画『エフィー(原題)』は、これまでにも幾度となく演劇やオペラで取り上げられた美術評論家ジョン・ラスキンとその幼妻エフィー、そして画家ジョン・エヴァレット・ミレーの三角関係を描いた作品。セックスレスで悩んでいたエフィーが、当時としては異例なことに女性側から婚姻無効の訴訟を起こしたことは多くのメディアで取り上げられ、一大スキャンダルに発展。その後、エフィーがラスキンを慕っていた画家のミレーと結婚したこともあり、19世紀を舞台にした、このドラマチックな恋愛模様は多くの文芸・舞台作品で扱われている。

 当初、幼妻エフィーは、『つぐない』『ラブリーボーン』のシアーシャ・ローナンが演じるとみられていたものの、ここへ来て、ダコタが演じることに決定。それに伴い、当初はオーランド・ブルームが予定されていたラスキン役は、脚本を担当するエマ・トンプソンの夫であるグレッグ・ワイズが、ミレー役は『パイレーツ・ロック』のトム・スターリッジが務めることが発表されている。

 子どもらしい魅力で多くの観客の目を引きつけたダコタも、もう17歳。成長してからは映画『ランナウェイズ』でのシェリー・カーリー役など、これまでのイメージを覆すような役柄に挑戦しており、女優として大きな岐路に立っていることをうかがわせる。子役としてブレイクを果たした中には後に大成することがない人も多い世界だけに、今回の作品はダコタにとっては一つの節目となるかもしれない。


Who killed Cock Robin?


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この本の表紙に使われている「オフィーリア」を描いたのがジョン・エヴァレット・ミレー。日本人の大好きな「落ち穂拾い」を描いたミレーとは別の人(ジャン= フランソワ・ミレーはフランス人だしね)。


私ラファエル前派の絵って大好きなのですが、見るたびに思うのですよ、これって日本の少女マンガの絵の原型だなって。美少女も美少年も美青年も花もね。華麗にして緻密。繊細にして激しいのです。