今年結成15年!大泉洋らTEAM NACSメンバーが連ドラ初共演!「踊る」監督&「アンフェア」原作者が手掛ける「スープカレー」!

シネマトゥデイ  


大泉洋が所属する演劇ユニットTEAM NACSが、来年4月放送開始のドラマ「スープカレー」で結成以降初めて、連続ドラマで共演することが明らかになった。北海道放送の創立60周年を記念した同ドラマは、ローカル局としては異例の10話連続というだけでなく、総監修に『踊る大捜査線』の本広克行、脚本には『アンフェア』シリーズの秦建日子という豪華スタッフが参加している。

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 「スープカレー」に出演することが決定したTEAM NACSは、安田顕、音尾琢真、戸次重幸、森崎博之、大泉洋の5人組演劇ユニット。地元・北海道はもちろん、大泉をはじめとして、それぞれのメンバーは今や全国区の知名度を誇るなど、テレビ・映画・舞台などでさまざまな活動を行なっている。だが、意外にも連続ドラマに5人そろって出演するのは今回が初めて。本作は5人それぞれが主人公になった独立したストーリーが展開されつつも、完結したときにはすべてがつながるようになっているといい、これには大泉も「NACSの5人が北海道で初めての連続ドラマで共演、そしてテーマが札幌を代表するソウルフード『スープカレー』ということで、とてもうれしく思っております」と興奮している様子だ。

 映画『大洗にも星はふるなり』などに出演している安田は「このようにNACS5人で出演できるドラマを企画していただき感無量でございます」、戸次も「今まで、NACS5人での連続ドラマというものはやらせていただいたことがないので、それだけでも僕は非常にうれしいです」と5人そろっての出演を喜んでいる一方で、音尾は「正直われわれNACSが主演ということで、誰が見てくれるんだろうと思いますが、きっとマニアの皆さんは楽しんでくれることでしょう(笑)」、森崎は「僕らを応援してくれているファンのみんなが喜んでくれるのはもちろんですが、僕らのことを知らない多数の方々が『ハァ?』ってなるのがなまら(とても)楽しみです」と自虐的なコメントも? すでに9月より撮影はスタート。現在のところは順調に進んでいる。

 出演陣のみならず、制作には『ALWAYS 三丁目の夕日』のROBOT、脚本監修には篠原涼子主演『アンフェア』シリーズの原作者として知られる秦建日子、総監修には『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が名を連ねている。とりわけ、これまでにもテレビドラマ「Antique(アンティーク)~西洋骨董洋菓子店~」や映画『UDON』など食にまつわる作品を手掛けている本広は、本作を「食べ物企画第3弾」とした上で「食べるということは根源的な欲望の一つで、その欲望をテーマにした日常の中にある出来事を面白がれば、むかしはたくさんあった良質なドラマになるのではないかとずっと考えていました」と制作意図を説明。「TEAM NACSのメンバーと出会い、彼らから北海道の素晴らしさとスープカレーを教えてもらい、実生活でも人生経験の豊かなアラフォーの五人の男たちが演じる泣き笑いは、今回のドラマにはなくてはならない、まさに具材です。そのスープと具材を、勢いのある若手のスタッフが個性的な料理にしてキレイに盛り付ければ美味しいドラマ『スープカレー』になると思っています」と自身、完成を楽しみにしている様子だ。

 結成15年となる今年は「5D FIVE DIMENSIONS」と題したソロプロジェクト公演を行い、来年には3年ぶりの本公演も予定しているTEAM NACS。個性豊かなメンバーが「ドラマ」という一つの鍋で初共演を果たす本作は、誰も観たことがないような作品になるに違いない。(編集部・福田麗)

テレビドラマ「スープカレー」は2012年4月~6月にHBC、TBSにて放送予定 全10話(1話30分)



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