シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


 レディー・ガガがロックバンド・クイーンのボーカルをオファーされていることを英デイリー・エクスプレス紙ほか複数のメディアが報じている。これは同バンドのギタリスト、ブライアン・メイが明かしたもので、ブライアンはガガの「ユー・アンド・アイ」レコーディングにも参加するなどの親交がある。

クイーンのドキュメンタリー映画『Queen Rock Montreal cine sound Ver.』場面写真

 ロンドンのイベントに出席したブライアンは、クイーンとしてライブツアーを行うという計画について言及。「でも、ボーカルの問題があるんだよね」と亡くなったフレディ・マーキュリーさんの代役がネックとなっていることを明かした。そこで名前が挙がったのが、過去にブライアンと仕事をしたこともあるレディー・ガガ。「彼女はとてもクリエイティブだし、僕たちの間でもボーカルを任せようという話が出たことがあるよ」と取材に応えたブライアンは「彼女はシンガーというだけでなく、作詞もできるしね」とその才能を絶賛している。

 各メディアの報道によると、ブライアンはまた、ガガのほかにもさまざまな候補を考えていることも明らかにしており、ライブツアーのために、テレビ番組のように毎回ゲスト・アーティストを迎えるという案も検討したことがあるという。まだ次回のライブツアーの予定は決まっていないらしいが、ブライアンの話を聞く限りでは、近いうちに行われる可能性は高そうだ。

 クイーンは、1973年のデビュー以来、世界中で人気を博しているロックバンド。フロントマンを務めていたフレディ・マーキュリーが1991年に亡くなったこともあり、現在ではかつてのように積極的な活動を行なっていないものの、2005年以降はポール・ロジャースをボーカルに迎える形で「クイーン+ポール・ロジャース」として活動。それが解散した後も、ギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーの二人により、「クイーン」名義での活動は続いている


レディ・ガガとブライアン・メイ-今年の8月のMTVビデオ・ミュージック・アワードにて
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