ジョニー・トー製作×ソイ・チェン監督『アクシデント』衝撃映像を公開&来場者に先着プレゼント

Movie Walker


>緻密な計算で事故死を装う殺し屋を描くサスペンスアクションスリラー『アクシデント』(10月8日公開)の衝撃映像が公開された。

【写真】ソイ・チェン監督は主人公を「いかに自分を守れば生き残れるかと常に考えているキャラ」だという。そこがルイス・クーと通じるという

香港映画界の巨匠ジョニー・トーが製作、若手注目株のソイ・チェンが監督を務める本作。街中で起こった突然の事故。警察発表は事故と片付けられていたが、それは偶然ではなく、闇の仕事人たちによる見事なまでに計画的な殺しだった。だが、ある仕事で予想だにしない事故が起こり、仲間の一人を失った時、チームのリーダー、ブレイン(ルイス・クー)は自分を狙う見えない敵に疑心暗鬼に陥っていく。

構想3年、撮影に1年半かけて誕生した本作は、第66回ヴェネチア国際映画祭、2009年トロント国際映画祭、第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭、第10回東京フィルメックスコンペティション部門など、多くの映画祭に出品され、第29回香港電影金像賞ではミシェル・イエが最優秀助演女優賞を受賞している。ジョニー・トー作品の物語で特徴的なのは、複数の人間によるチームがあらぬ方向へ進んでいくところにある。それは彼がサスペンスアクションを作る際、監督、製作どちらの立場であっても基本ルールだ。ソイ・チェン監督はジョニー・トーと映画の基本に関して、様々な議論をしたそうで、「特に、登場人物の性格設定と、ストーリーやタイトルについて話し合いました。また、トー監督は私を育てる意味で、多数の古い映画を見せてくれて、その中には日本の黒澤明監督の作品も含まれていました」と振り返った。

また、本作の鑑賞者には先着で特製クリアファイルが劇場窓口でプレゼントされる。全国5000枚限定で、なくなり次第終了するので、この機会に是非とも本作鑑賞と共にプレゼントを手に入れてもらいたい。


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