映画.com より(以下一部抜粋)


>米ソニー・ピクチャーズが、10月下旬に全世界で同時発売される、故スティーブ・ジョブズ氏公認の唯一の評伝「スティーブ・ジョブズ」(ウォルター・アイザクソン著)の映画化権獲得に向けて動いていることが明らかになった。

スティーブ・ジョブズ氏自伝出版、1カ月繰り上げ発売

 米Deadlineほか複数のメディアが報じたもので、ソニーから正式な発表はないが、権利を獲得するのはほぼ間違いないと見られている。マーク・ゴードン(「ミッション:8ミニッツ」「プライベート・ライアン」)が映画版のプロデュースを手がける。ソニー・ピクチャーズといえば、やはりIT業界の大物であるFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグの半生を描いた「ソーシャル・ネットワーク」を成功させたことが記憶に新しい。

 同書は11月21日に発売を予定していたが、ジョブズ氏の訃報を受けて、急遽10月24日発売へと変更された。著者のアイザクソンは、TIME誌編集長を経て、CNNのCEOを務めたジャーナリスト。取材嫌いのジョブズ氏を40回以上にわたりインタビューしたほか、家族、親戚、友人、同業者など約100人への取材を敢行した。

 一方、映画化のニュースを受けて、ネット上では「誰がジョブズ氏を演じるべきか」の議論が巻き起こっている。青年時代のルックスはアシュトン・カッチャーにそっくりという話もあるようだ。ちなみに、1999年のテレビ映画「バトル・オブ・シリコンバレー」では、ノア・ワイリーがジョブズ氏を演じていた。