シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>シリーズ第23作目の『007』映画に、悪役として出演すると報じられていたオスカー俳優のハビエル・バルデムが、先日放映された報道番組のインタビューにおいて、悪役としての出演を自ら認め、シリーズへの思い入れを語った。

前作『007/慰めの報酬』写真ギャラリー

 ハビエルが自ら悪役を演じることについて語ったのは、米ABCニュースの報道番組「ナイトライン」取材中のこと。番組の内容自体は、ハビエルが以前から関心を持ち、解決に向け運動をしている西サハラの難民問題についてのものだったが、番組中にインタビュアーから『007』の悪役について問われ、「とても興奮している」と発言。「かつて両親に連れて行ってもらった作品なんだ。シリーズは全部観たよ」と思い入れを告白したが、「彼ら(映画のスタッフ)は僕をその役に選んだ。けど、詳細を明かすことはできないんだ」とさすがにキャラクターの設定までは明かさなかった。これまで、新聞などがハビエルの出演決定については報じてはいたが、本人の口から直接語られたことで、出演は決定的になった。

 現在予定していたインドでのロケがキャンセルになるなど、ようやく開始された製作にも困難が付きまとっている印象のボンド映画最新作。『ノーカントリー』の冷徹な殺し屋役でアカデミー賞助演男優賞を獲得したハビエルならば、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドを徹底的に痛めつける、シリーズ史上に残るような悪役を演じてくれそう。現在ハビエルは、昨年公開された3Dアニメーション『怪盗グルーの月泥棒 3D』続編の悪役の出演も検討しているという。


Who killed Cock Robin?

え、この人? そりゃ恐い。