『キャプテン・アメリカ』主演のクリス・エヴァンス「彼は善良で、仲間を守りたい一心で戦うんだ」

Movie Walker より(以下一部抜粋)


>スパイダーマン、アイアンマンなど全てのヒーローは、キャプテン・アメリカから誕生した。マ―ベルコミック伝説の初代ヒーローで、究極の正義感と愛国心に満ちた『キャプテン・アメリカ』が遂に3Dで完全映画化され、10月14日(金)より公開を迎える。本作の舞台は第二次大戦中のアメリカ。病弱ながら、自ら極秘実験(=スーパーソルジャー計画)を志願し、驚異の身体能力を得た勇気ある青年が、仲間と共に様々な試練に立ち向かい、やがて誰からも愛される“世界最初のヒーロー”になるまでを描くヒーローアクション超大作だ。

【写真】ペギー・カーター役のヘイリー・アトウェル

弱きを助け、悪をくじくヒーローたち。スパイダーマンは、内気な高校生が遺伝子改良されたクモにかまれたことで肉体が変化。クモをモチーフにしたコスチュームを着て、ニューヨークにはこびる悪と戦いを繰り広げる。アイアンマンは巨大軍事産業の社長が自社の製品が悪用されている事実を知り、特殊なスーツや兵器によって悪に立ち向かうことを決意する。さて、ここで疑問を持ったことはないだろうか? ヒーローたちは、なぜ変身し、コスチュームを身につけ、アイテムを持つのだろうか? その答えは、全てのヒーローの原点とも言える“キャプテン・アメリカ”で明かされる。今回、初公開されたインタビュー映像では、出演キャストや製作スタッフが約70年も前に誕生したこのヒーローの映画化にコメントを寄せている。主演のキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスは、「彼が戦いを率いるのは勇敢だからではなく、善良だからこそ。仲間を守りたい一心なんだ」と、その人物像に迫る。

小柄で病弱な主人公スティーブ・ロジャースの夢はただ一つ。一刻も早くこの戦争を終結させること。しかし、入隊審査では身体的な理由で不合格が続き、それでもあきらめず挑戦し続ける彼の心の強さが認められ“スーパーソルジャー計画”に参加。実験は見事成功し、超人的な身体能力を得るも、彼を待ち受けていたのは、アメリカの星条旗柄のコスチュームを着用し、国債や若者の入隊をPRする広告塔“キャプテン・アメリカ”としての活躍だった。仲間の兵士からは全く相手にもされずに挫折を味わうが、親友が所属する隊が全滅の危機に瀕し、彼は実戦経験もないまま単身で救出に向かうのだった。本当の勇気と正義の心、決してあきらめない不屈の精神と自己犠牲心を持ち、強いリーダーシップを発揮している彼の姿は、軍の仲間から英雄と称えられ、世界最初のヒーローとなるのだった。

全てのヒーローの条件を兼ねそろえたキャプテン・アメリカは、初心を忘れないため、マスコット時代のコスチュームをあえて選択し、守るために戦う盾を手に平和を取り戻すために立ち上がる。本当のヒーローになるまでの彼の物語は、私たちのヒーローに対する疑問への答えをきっと導き出してくれることだろう。キャプテン像が世界中で支持されているかのように、アメリカでは初登場No.1を獲得。タイトルに“アメリカ”と明記されているにも関わらず、ヨーロッパを含む海外でも大ヒットを記録し、アメリカの興行成績を上回る成績を記録している。今回初公開された主演のクリス・エヴァンス、ペギー・カーターを演じるヘイレイ・アトウェル、キャプテン・アメリカの前に立ちはだかるヨハン・シュミット&レッドスカルを演じるヒューゴ・ウィーヴィング、3人のインタビュー動画でまずは作品の一端に触れてもらい、是非劇場で全てのヒーローの原点たるキャプテン・アメリカの活躍を堪能してもらいたい。



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