Movie Walker より(以下一部抜粋)
>超巨大な人喰いイノシシが人々を襲う、韓国発のモンスターパニック映画『人喰猪、公民館襲撃す!』が10月22日(土)より公開される。韓国映画界といえば『グエムル 漢江の怪物』(06)や『D-WARS ディー・ウォーズ』(07)など、異形のモンスターを扱った作品でヒットを飛ばしているだけに、今回の作品にもおのずと期待が高まってしまう。
【写真】壁を突き破ってイノシシが登場!
作品の舞台は、平穏でのどかな山奥の村。ある日、森の中でズタズタに引き裂かれた変死体が発見される。警察は何者かによる猟奇殺人と断定するが、被害者の祖父である男は、孫を殺したのが実は巨大な人喰いイノシシなのではないかとの疑いを抱いていた。案の定、数日後に旅行客が巨大イノシシの襲撃を受け、村人たちと人喰いイノシシとの壮絶なバトルが始まるのだった。
現在の韓国映画界では、いつ自分の身に起きてもおかしくないような題材をとことんリアルに描いた作品がトレンドなのだそうだが、本作もまたモンスター映画でありながら、イノシシという妙に身近な動物を扱っている点で、この流れ上にあると言えよう。実際、かなり稀ではあるが、DNAの突然変異によって本作に描かれるような食人種が生まれてしまう可能性もあるそうなので、全く可能性ゼロの話ではないのだ。
とは言え、巨大イノシシの超凶悪な造形や、バイオレンス描写に負けないほどてんこ盛りなギャグなど、いかにもB級映画的な魅力も満載だ。韓国版『ジョーズ』(75)というのは言い過ぎかもしれないが、パニック映画ファンにはおすすめしたい一作だ。
シアターN渋谷でモーニング&レイトショー!
10月22日といえばTIFFのオープニングで「三銃士」と「1911」をやるというのに、この強気、この向こう意気! まあモーニング・&レイトショーだとオープニング作品とかぶることはないので、TIFFに繰り出す前の景気づけor見終わった後のシメの一本ってことかな? いやいや、私みたいにチケット買い損なった人はTIFFの会場である六本木になぞ足を向けたくないだろうから渋谷に行けということか?
まあちょっと、考えさせて下さい(←見たいのかよ!)。