映画.com より（以下一部抜粋）
>ロンドンの暴力刑事に扮したジェイソン・ステイサムと連続警官キラーの対決を描く、サスペンス映画「ブリッツ」の冒頭3分間の映像を映画.comが独占入手した。
2人の映画評論家は「ブリッツ」をどう見たか？
ソファーに寝そべり、起き抜けにウィスキーを飲む刑事ブラント（ステイサム）。窓の外をのぞくと車上荒らしの若者たちの姿が目に入る。ハーリング（アイルランドの屋外スポーツ）の木製スティックを片手に、面倒くさそうに乗り込んでいくブラントが、ナイフを持ち出す1人に「なんだそりゃ？ カーペットナイフか？」と言葉を浴びせ、“暴力刑事”の異名にふさわしい制裁を与える……。手が早くて口は悪いが、人情に厚くて頼りになる刑事ブラントのキャラクターが一目瞭然の、インパクトあふれるオープニングシーンだ。
ロンドンのストリート育ち、実際に“ワル”だったステイサムにとって、このブラントは当たり役。タブロイド紙に予告し、嬉々（きき）として警官殺しを繰り返す“ブリッツ”をものともしない、ブラントのとんでもない荒くれぶりが同作の見どころのひとつになっている。ウィットに富んだイキのいいセリフ回し、アクション要素はもちろん、英国映画ならではのエッジの効いた展開にも注目したい。
「ブリッツ」は、現在公開中。
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