浅草の老舗遊園地・花やしきで怪奇現象続出!? 『パラノーマル・アクティビティ』の恐怖を3D音響で追体験!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>低予算ながら一大ブームになったホラー映画シリーズ最新作『パラノーマル・アクティビティ3』をモチーフにした3D音響の新アトラクション「パラノーマル・ハウス」が、都内の老舗遊園地・浅草花やしきに登場し人気を集めている。

映画『パラノーマル・アクティビティ3』場面写真

 映画『パラノーマル・アクティビティ』は制作費がおよそ135万円と低予算ながら、定点観測の暗視カメラによる恐怖映像で構成するという斬新な演出で、全米で大ヒットを記録したホラー映画。一大ブームを起こし、来月にはその第3作が公開されるほどの人気を博している。その恐怖映画をモチーフにした新アトラクションが浅草の遊園地・花やしきに登場。オープン初日の16日はシリーズファンだけでなく、多くの客が詰め掛け行列を作っていた。アトラクションに入場し、ゴーストが住んでいる不気味な洋館に案内されると、まずは備え付けのヘッドフォンが。そこからは3D映像ならぬリアルな3D音響が流れ出し、不気味な物音やささやきがまるで耳元で鳴っているかのような錯覚に陥る。ほかにも続出するラップ現象やポルターガイスト現象により、恐怖のボルテージは最高潮に達する。

 まるで映画のような怪奇現象が体験できるアトラクションではあるが、くしくも、遊園地側の演出ではなく本物の怪奇現象が目撃されることもたびたびあるという。花やしき営業本部の靜谷佳峰さんは、「パラノーマル・ハウス」が設置された敷地は、もともとは花やしきではなく古い倉庫だったようだと言い、「霊感の強い人はなにかを感じると言っています」といわくつきのスペースだった証言。「もう使用できないはずの古い置時計の針がいつの間にか動いていた」と今回のアトラクションにも使用されている大きな置時計を見返してから、「1人なのに階段の足音が2人分聞こえてきたり、誰もいないのにひざの上に手が置かれている感覚があったり」とこの場で起こるさまざまな怪奇現象を明かし、このような話には枚挙にいとまがないようだった。

 また、営業本部リーダーの肥後修さんは「おはらいはしてもらっていませんが、塩をまいておいた方がいいかもしれませんね」と心配顔で話すものの、「夜の6時30分から9時までは花やしきの貸切り営業も行っていますので、その時間なら更なる恐怖が体験できるかもしれません。ぜひご利用ください」とPRも忘れなかった。花やしきの新アトラクション「パラノーマル・ハウス」では、自分の身だけに起こる、アンビリーバブルな怪奇現象が体験できるかもしれない。

 映画『パラノーマル・アクティビティ3』は社会現象にもなった人気超常現象ホラー映画の第3弾。2人の姉妹、ケイティとクリスティが鏡の前でビデオを撮影しながら怖い遊びに興じるが、そこには衝撃的な恐怖の存在が映されていた。(取材・文:池田敬輔)

映画『パラノーマル・アクティビティ3』は11月1日より公開

花やしきの3D音響アトラクション「パラノーマル・ハウス」は11月末までオープン予定


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