デイリースポーツ より(以下一部抜粋)
> 16日に放送されたSMAP・木村拓哉(38)主演のTBS・MBS系ドラマ「南極大陸」(日曜、後9・00)の初回の平均視聴率が22・2%だったことが17日、分かった。今年放送された連続ドラマの初回視聴率としては、TBS系「JIN‐仁‐」の23・7%の次ぐ好発進。これで連ドラ主演作は17作連続で初回視聴率は20%超えとなり、“視聴率男”としての存在感を見せつけた。(数字はビデオリサーチ関東地区)
2月から3カ月間、北海道での長期ロケを体当たりでこなし、8月のクランクアップまで熱い男を演じ切った木村の情熱が視聴者に伝わった。
2時間5分という長時間の放送にもかかわらず、たたき出された視聴率は22・2%。今年放送の連続ドラマ初回視聴率としては、4月放送のTBS系「JIN‐仁‐」の初回23・7%に次ぐもので、10月クールではトップの高視聴率となった。
16日の第1話は、木村演じる地質学者・倉持が昭和30年、日本復活の扉を開くために南極観測という夢に向けて奔走する姿が描かれた。欠陥が発見され、南極行きが危ぶまれていた観測船・宗谷が2度の防水試験に成功し、木村が感極まるシーンでは、瞬間最高となる25・5%の視聴率を獲得した。
視聴率男としての貫禄を見せつけた木村。これまで主演した16作すべての連ドラで初回視聴率20%以上を記録しているが、「平均視聴率が15%あれば大成功」と言われる難局にあっても、不動の人気ぶりを示した。
木村は「たくさんの方が作品を受け取ってくれたこと、そして、自分でも早く次回が見たいと思える作品になったことが本当にうれしくて、スタッフや共演者の方々にあらためて感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。
第2話では、南極へと船出した宗谷船内での倉持ら男たちの戦いが描かれる。南極のシーンでは迫力ある映像が盛り込まれており、視聴率の盛り上がりも期待できそうだ。