シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>1993年に23歳の若さで他界した俳優、リヴァー・フェニックスの未完成だった遺作が、18年の時を経て公開されることになった。ハリウッド・リポーター紙が報じている。

 リヴァーの最後の作品『ダーク・ブラッド(原題)/Dark Blood』は、オランダ人監督のゲオルグ・スラウツァー監督によるもので、核実験地区の砂漠で隠遁生活をする「ボーイ」を主人公とする物語。リヴァーがボーイ役を演じ、ジョナサン・プライス、ジュディー・デイヴィスが共演している。当時、撮影が進むなか、リヴァーはクランクアップの11日前にジョニー・デップが所有するロサンゼルスのナイトクラブの外で、ドラッグの過剰摂取による心不全を起こし亡くなった。リヴァーは子役時代に出演した『スタンド・バイ・ミー』や、キアヌ・リーヴスと共演した『マイ・プライベート・アイダホ』などの映画で高い評価を得て、実力と人気を兼ねた若手俳優として乗りに乗っているところだった。

 そんなリヴァーの死から18年がたち、スルイザー監督が当時の映像を再編集。2012年に公開できるよう準備を進めている。さらに、リヴァーの弟であるホアキン・フェニックスに、リヴァーが演じていたボーイ役のボイスオーバーを依頼する予定だという。スルイザー監督は、「兄弟だから、ふたりの声はとてもよく似ている」と語っている



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