映画.com より(以下一部抜粋)
>女優の井上真央が、第62回NHK紅白歌合戦(12月31日放送)の赤組司会に抜てきされ10月19日、東京・渋谷の同局で行われた司会発表会見に出席した。白組司会は、昨年に続き人気アイドルグループ「嵐」が担当。「非常に明るくて華やかなパワーがある」ということから、起用が決定したという。
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初めての司会に挑む井上は、戦後の復興から自立までを描いた連続テレビ小説「おひさま」に主演し、ヒロイン陽子役で演じきった。多くの視聴者の共感を獲得したことから井上に白羽の矢が立ったが、オファー当初は大役にためらいがあり、10月に入り引き受けたという。「『おひさま』に出演させていただき、応援していただいた方々のおかげだと思います。自分のやることが勇気と希望につながることが原動力になると感じたので、今年はNHK漬けの1年だと思って恩返しをできれば」と意気込んだ。
2度目の司会を務める「嵐」は、メンバー全員が感激しきり。テレビドラマ「花より男子」で井上と共演した経験を持つ松本潤は、「2年連続で司会をやらせてもらえると思っていなかったので、とても光栄です」。昨年は現場でアイデアを提案し積極的に番組作りに取り組み、今年は「災害も多く大変な年でしたが、2012年につながっていけるような紅白にしたい」(櫻井翔)と意欲をのぞかせた。
本年度の紅白歌合戦は、東日本大震災や夏に発生した大型台風の被害から復興に向かうなかで、“あしたを歌おう。”をテーマに掲げている。井上は「今年1年、震災の影響で明日というものに不安を抱く方がたくさんいると思うし、自分もそのひとりでした。でも歌には力があるので、明日という未来に希望が持てる締めくくりにできればいいな」と笑顔を浮かべた。
第62回紅白歌合戦は、12月31日午後7時15分からNHK総合テレビ、ラジオ第1で放送。