男のダンディズムとは何か「激シブ」ポイントを調査!男はおしゃべりよりミステリアスであるべし?
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>SFアクション大作映画『カウボーイ&エイリアン』のダニエル・クレイグ&ハリソン・フォードの2大シブメンのように男も女も惚(ほ)れる! ダンディズムとは何かアンケートを行ったところ、「激シブ」ポイントとして1位に選ばれたのは、ダニエル演じるカウボーイの「記憶喪失なのに腕っ節は強い!」となった。(10月19日現在)
映画『カウボーイ&エイリアン』場面写真
同作でダニエルがふんする記憶喪失のカウボーイは、アメリカ西部を舞台に、荒くれ男たちと未知の敵が怒とうのバトルを繰り広げる、何とも奇想天外な物語の主人公。劇中において、彼自身の素顔や素性を明かさないことは、異性にとってミステリアスであり、魅力的に映るのだ。異性を引き付けるテクニックにおいて、「ミステリアス」でいることが大事なのは周知の事実。しかも、それを「ボンド俳優」のダニエル・クレイグが実践しているのだから、女性はもちろんのこと、男性も見習いたいと思えること必至だ。そんな「見て良し、戦って強し」の彼が、人知を超えた(謎の)武器を腕にはめたのだから、鬼に金棒だといえる。
だからこそ、エイリアンとの肉弾戦はアグレッシブ。「男は黙って○○」という、昭和40年代にムーブメントとなったコマーシャルをほうふつとさせる「記憶喪失なのに腕っ節は強い!」がアンケートで1位に選ばれたことは、時代は変わっても男の美学は変わらないということの現れとも受け止められる。なお2位には、ハリソン演じる、ギャップがウリの「コワモテだが子を思う気持ちは強し」が票を集めた。父親としての優しさはもちろんのこと、異性がグッと来るポイントとして絶大な力を発揮する「ギャップ」は、恋愛テクのテッパンということか。
製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグが務めた本作。その宣伝ナビゲーターに就任したタレントの照英も「表情を変えない男の美学、そこが勉強になりました」と寡黙な男の魅力を熱くアピールしていた。昔も今も、やはりしゃべり過ぎる男は敬遠される傾向があるのかもしれない。というわけで、男のダンディズムがいかにあるべきか、ぜひ劇場で確かめてもらいたい。(南樹里)
映画『カウボーイ&エイリアン』は10月22日より丸の内ピカデリーほか全国公開