ぴあ映画生活 より(以下一部抜粋)


>『トランスポーター』『アドレナリン』のジェイソン・ステイサム主演最新作『ブリッツ』が公開中だが、このほど本作の本編動画の一部が公開され、あわせて本作でステイサムが発する“荒くれ刑事(デカ)語録”が公開された。

ジェイソン・ステイサム“荒くれ”動画

『ブリッツ』では、犯罪者に対して“やりすぎ制裁”も辞さない荒くれ刑事ブラント(ステイサム)が、警官ばかりを狙う英国史上最凶の愉快犯を相手にロンドン市内を激走する犯罪サスペンス。

ワイルドなルックスと圧倒的な身体能力、曲がったことが大嫌いなキャラクターで、多くの映画ファンの頼れるアニキ、男の中の男、敵にはまわしたくない相手として人気を集めてきたステイサムだが、最新作『ブリッツ』でも、恐るべき事件にひるむことなく対峙。犯罪行為を目にすれば、たとえ相手が少年であっても容赦なし。「俺とやるんなら武器を選ぶんだな」と決めセリフをはき、上司から暴行をとがめらても「言っとくが(刑事は)俺の天職なんだよ。クビになったら、何するかわからんぞ」とスゴむ。ちょっとしたルールであれば、完全無視するのも“ステイサム流”で、聞き込みの際には、なぜかビールを片手に「持つのは鉛筆じゃねぇ」というフレーズを口にしている。

このほど公開された本編動画でもステイサムは、開店前のパブに乗り込み、酒を注文。店主が「準備中だ」と告げても「俺はお前の相棒じゃねぇ。氷が欲しいかだけ聞け。やり直しだ。ダブルを」と返す“荒くれ”ぶりを披露している。もちろん、現実の世界にこんな男がいたら迷惑だろうが、映画の中に登場する豪快なキャラクターのステイサムは、“映画ならではの楽しさ”を味わわせてくれる貴重な存在のひとり。さらに本作では、豪快な側面だけでなく、母国イギリスに戻って“リアルな人物描写”に挑んだ場面もあるそうで、本作でさらにステイサムに魅了される観客が増えるのではないだろうか。

『ブリッツ』
新宿バルト9ほか全国公開中