日本にも人食いイノシシは存在した!?「怪談新耳袋 殴り込み!」メンバーが捕らえた仕込みナシの映像公開

シネマトゥデイ


>凶悪な巨大イノシシが、平和な山村で人々をむさぼり食うモンスター・パニック映画『人喰猪、公民館襲撃す!』の公開に合わせ、日本の人食いイノシシを求めて山に入った撮影隊がとらえた、衝撃の(?)映像が公開された。

映画『人喰猪、公民館襲撃す!』新耳Gメンがイノシシ狩りに殴りこみ!?映像

 本作は、ポン・ジュノ監督の映画『グエムル -漢江の怪物-』や全米公開された『D-WARS ディー・ウォーズ』などを生んだ韓国映画界が新たに作り上げた、凶悪巨大モンスター映画最新作。都会から離れた平和な山村にある日巨大なイノシシが出現、人間を食らい、その味を覚えたモンスターが、村人の集まる公民館を襲撃する様を描く。この、まさに「最小スケールのスペクタクル」が展開する本作が、日本公開をアピールするため「新耳Gメン」とタッグを組み、日本の人食いイノシシをとらえようと山中に突撃したのが、今回解禁された映像だ。

 「新耳Gメン」とは、実話怪談集「新耳袋 現代百物語」に収録された心霊スポットに、自ら潜入していく女人禁制のチーム。映画ライターのギンティ小林をはじめとするメンバーの活躍は、テレビ「怪談新耳袋 殴り込み!」や『怪談新耳袋 殴り込み!劇場版』で確認できる。

 今回メンバーが向かったのは、山梨県笛吹市一宮町にある旭山山中。PRのためとはいえ、仕込みは行わずぶっつけ本番で巨大イノシシの姿を求めて探検に出発したという。車のフロントガラス越しに、夜中の山中をひたすらとらえた映像からは、むしろ心霊が出現しそうな怖さを感じるが、突如車の前を通り過ぎるイノシシの姿が! その姿に車中から男たちの悲鳴と歓声が沸き上がる様子が収められている。

 もちろんただのイノシシなので、映画に出てくるほど巨大なわけでもなく、人食いでもない。しかし、この映像からは、イノシシという存在がわれわれ日本人にとって、山中に分け入れば遭遇できてしまうほど身近なものということが伝わってくる。子どものころはウリ坊と呼ばれるほど愛らしいイノシシだが、いつ、映画のような巨大な人食いイノシシとなるかはわからない!? そんな身近な恐怖と共に、映画を楽しみながら、巨大イノシシと遭遇したときの対策を練るのもいいだろう。(編集部・入倉功一)

映画『人喰猪、公民館襲撃す!』は10月22日よりシアターN渋谷にてモーニング&レイトショーほか全国順次公開

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