山田孝之、謎のモテキ男を演じる久々のラブストーリー『指輪をはめたい』は男性にも観てもらいたい作品!【第24回東京国際映画祭】
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>23日、映画『指輪をはめたい』の舞台あいさつがTOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン2にて行われ、主演の山田孝之と岩田ユキ監督が登壇し、本作の撮影中のエピソードを振り返った。
映画『指輪をはめたい』写真ギャラリー
劇中でプロポーズの相手を探す記憶喪失のサラリーマンをコミカルに演じた山田は「撮影のときはいつも気合を入れるんですけど、本作では天然ボケでふわっとしているキャラクターなので、いつものような気合を入れずボケーっとやっていました」と自然体で演じた事を告白。撮影中は頭を打って記憶喪失になる役だけに頭には常に包帯を巻いていたそうで「(包帯は)最悪でした。時代劇のカツラと同じで、かゆいし右耳は耳の下にも巻いているので一か月間ずっと着けていると耳が痛くなりましたよ」と冗談交じりに苦労も明かした。
また、本作が恋愛映画ながら会場に男性客も多く来場したことにうれしそうな様子の山田は「女性の方が多く来るんじゃないかと思ったけど、男性客も多く来てくれてうれしいです。僕が台本を見て面白いと思ったみたいに男性の方にも楽しめる作品になっていると思います」と恋愛映画ではあるが男性に観てほしいとアピールした。
一方、岩田監督は本作について「モテる男の話だったので自分がやるならモテない人に共感できないと意味がないと思いました」と制作のこだわりを披露し、男性ファンの共感を誘っていた。
本作は記憶喪失になったサラリーマン(山田孝之)が、プロポーズ相手を思い出そうと奮闘するラブ・コメディー。婚約指輪の相手を捜し始めた主人公の前に、自分が彼女と主張する3人の魅力的な女性(小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴)が登場したことから起こる騒動を描く。(取材・文:中村好伸)
映画『指輪をはめたい』は11月19日より新宿バルト9ほか全国公開