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 歌手の郷ひろみ(56)が25日、都内で行われた小池徹平(25)と生瀬勝久(51)のダブル主演映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』舞台あいさつにサプライズ出演した。同作の主題歌のほか、22年ぶりの映画出演も果たしている郷だったが「謙虚に『瞬きくらいの出演でいいです』って言ったら、本当に瞬きくらいしか出なかった。役作りを徹底したのに…」と、予想以上の“チョイ役”に拍子抜けした様子。キャストとともに作品をアピールしながらも「僕が“チョイ役”だったってことだけは、言わなくていいです」と嘆き節のように呼びかけ、笑いを誘った。

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 同作は2004年よりNHKで放送されている、サラリーマンの“あるある”ネタ満載で共感を呼んだ同名コント番組の初劇場版。業界5位のさえないビール会社の営業一課の中西課長(生瀬)と新入社員・新城(小池)との噛み合わないユーモラスなやりとりを中心に、新商品の開発に賭けるサラリーマンたちの情熱を描く。

 “新参者”として映画から同シリーズに出演する小池は「すごいプレッシャーがありましたが、僕自身も作品の大ファンとして楽しく取り組ませてもらった。幸せなひとときを過ごすことができました」と笑顔。コント番組の映画化とあって、生瀬は「無謀だなと思いましたが、小池くんが主人公になったということで、たくさんの人に観に来ていただき、ありがとうございます」と笑わせた。

 出演キャストがサラリーマン姿で登場するなか、オレンジを基調にした派手衣装で登場した郷は「こんな恰好ができるのは僕くらいなんで、紹介しなくても大丈夫かな」と決めポーズ。オーディションで選ばれたバックダンサーとともに主題歌「笑顔にカンパイ!」を披露し、大歓声を浴びた。

 舞台あいさつにはほかにAKB48の篠田麻里子、沢村一樹、堀内敬子、吉田照幸監督が出席。映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は11月3日(木・祝)より全国公開。