日本人が作ったハリウッド映画が凱旋帰国!? 裕木奈江も出演するおバカコメディー『史上最高のパンツ一丁男』が上陸!
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>スパイシー・マックの名を持つ日本人監督がハリウッドで製作した低予算コメディー、その名も『史上最高のパンツ一丁男』が12月に日本でDVDリリースされる。本作には現在ハリウッドを中心に活動する女優の裕木奈江もカメオ出演、「超ド級の爆笑映画」とコメントを残しているという。
抱腹絶倒確実!? 映画『史上最高のパンツ一丁男』予告編!
製作陣には、監督スパイシー・マック、製作ジャックワイズマンJr.という名前が並ぶが、二人ともれっきとした日本人。スパイシー・マックは、ある日突如ハリウッドでコメディーを作りたいと決心し、日本での医師の地位を捨て渡米した。ハリウッドに降り立った後、映画学校などに通うことはなく、ショートフィルムを製作しながら独自の映画理論を構築。本作の製作にあたっては、風邪をこじらせ自らの手で抗生物質を点滴、製作費用を人体実験のアルバイトで稼ぐもその間にレッカー移動された車の罰金を支払いさらに困窮、撮影場所が山火事で燃える……など、むちゃもいいところなエピソードが並ぶ。その、あくなきインディーズスピリットを遠いアメリカの地で貫く製作姿勢は脱帽ものだ。
本編は、「違法な異種格闘技で逮捕された4人の男たちが、ロス市警の誘拐訓練の犯人役をやらされ、間違って一般人を誘拐、そこにパンツいっちょのFBI交渉人が現れる」というストーリーを軸に、15のエピソードで構成。各エピソードは「大統領ストリップ」「偽ゴッドファーザー」「インチキ宗教」などと題され、そのハチャメチャぶりに期待が高まる。監督自身が字幕を手掛ける予告編でも、その片りんが確認できるはずだ。ちなみにスパイシーいわく、タイトルの一丁は「いっちょ」と読むことに、こだわりがあるとのこと。そのあまりのバカバカしさに、各映画祭からはまったく相手にされなかったそうだが、唯一、インディペンデント映画祭であるメキシコ国際映画祭が目をとめパルムドール賞に選ばれたという。
また完成後にスパイシー・マックは、自ら本作のDVDをスティーヴン・スピルバーグ監督はじめクエンティン・タランティーノ監督やジャッキー・チェンなどあらゆる有名人に送りまくったとか。しかし、そのほとんどは開封されずに返品され、たちまちスパイシー・マックの郵便受けは返品された郵便物であふれかえったという。ちなみに送ったDVDは、数日から1週間で返品されてきたが、ジャッキーだけはDVDを送った翌日に速達で返してきたとか。そんなハリウッドセレブも注目の(!?)本作を日本でも入手できるチャンスだ。(編集部・入倉功一)
映画『史上最高のパンツ一丁男』は12月16日ローランズフィルムより発売(税込み 3,990円)
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