ピクサー25周年記念ブックに宮崎駿、河森正治、神山健治が寄稿!ピクサーの全面協力&日本を代表するアニメ作家がズラリ!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>今年創立25年を迎えたピクサー・アニメーション・スタジオの公式ガイドブック「PIXARぴあ」が11月18日に発売される。宮崎駿をはじめとするクリエイターたちがこの本のためだけにコメントやイラストを寄稿しているだけでなく、ピクサー全面協力の下で行ったアニメスタジオの内部調査、さらには先日逝去した創設者の一人スティーブ・ジョブズ氏の追悼特集なども組まれている、充実した内容となっている。

ピクサー最新作『カーズ2』写真ギャラリー

 アニメ業界のトップランナーであるピクサーの創立25年を記念するムック本ということで、日本からはそうそうたるクリエイターたちが本書にメッセージを寄せている。スタジオジブリの宮崎駿、鈴木敏夫をはじめ、「攻殻機動隊S.A.C.」の神山健治、「マクロスF」の河森正治、江端里沙などなど……この本でしか実現し得なかったであろう、アニメファンならばたまらない面々がズラリ。すべてのイラストは描き下ろしとのことで、ほかでは見ることのできない貴重なものとなっている。

 巻頭では、先日逝去したスティーブ・ジョブズ氏が特集されているほか、創設から現在に至るまでの道のりも詳細に解説されており、そのすべてがピクサーの全面協力の下、進められたものというから驚きだ。アニメスタジオの内部や「ピクサーで働く日本人の1日」「ピクサー映画の作り方」などは読み物として、ファンでなくとも十分に楽しめる出来栄えとなっている。

 1996年の『トイ・ストーリー』から、今年公開された『カーズ2』まで計12本の長編アニメーションを手掛けてきたピクサー。その半数にあたる6作品がアカデミー賞長編アニメ賞を受賞していることが世界一のアニメーションスタジオと呼ばれるゆえんだ。本書では長編アニメーション・短編アニメーションはもちろんのこと、来年公開される最新作『メリダとおそろしの森』の情報までばっちり押さえており、コアなファンは言うに及ばず、入門書としても最適。日本と海外アニメによるコラボレーションとして、今後のお手本になりそうな一冊だ。(編集部・福田麗)

「PIXARぴあ」は11月18日に発売予定 定価: 1,000円

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