オバマ大統領、ウィル・スミスやアントニオ・バンデラスが出席する政治資金パーティーをはしご

シネマトゥデイ


オバマ大統領は25日、映画関係者主催による二つの政治資金パーティーをはしごした。

 Deadline.comによれば、一つは、ウィル・スミスとオーバーブルック・エンターテイメントを共同経営する、映画『アイ・アム・レジェンド』のプロデューサー、ジェームズ・ラシターが、ロサンゼルスのハンコックパークにある自宅で開催した集まりで、スミスほか、マジック・ジョンソンが出席した。参加費は、35,800ドル(約286万4,000円)だった。(1ドル80円計算)

 ロサンゼルスタイムス紙によると、大統領は「次の選挙は、初回に比べればセクシーさに欠けたものになるかもしれない。あの当時はまだ新鮮さと真新しさがあったが、今じゃすっかり白髪も増えた」とパーティーの場で冗談を交えてコメントしている。さらに「この次は、もう少し歯を食いしばらなければならない。でも、大義に変わりはない。わたしの情熱も責務も変わらぬままだ」と大統領としての任務にまだピリオドを打つつもりはない、強い意思をうかがわせている。

 もう一つは、アントニオ・バンデラスとメラニー・グリフィス夫妻のロスの自宅で行われた、ラテンコミュニティを対象にしたこじんまりとした集まりで、共同ホスト役として、エヴァ・ロンゴリアが出席。E! Onlineによると、ロンゴリアはその夜、自分のツイッターで、「わたしたちの偉大な大統領と過ごした、素晴らしい夜だったわ」とつぶやいたとのこと。

 映画業界人の中には、熱心なオバマ支持者が多く、先月末にもロスで行われた、ドリーム・ワークスのジェフリー・カッツェンバーグ主催のセレブパーティーや、レディー・ガガが出席したシリコンヴァレーでのパーティーの模様が報じられたばかり。来年の大統領選挙に向け、確実にセレブ票を獲得していくことを重視する大統領の姿勢がうかがえる。