映画.com
俳優の佐々木蔵之介が11月1日、都内でナレーションを務めるドキュメンタリー番組「報道写真が語る21世紀の真実」の制作会見に出席した。
【フォトギャラリー】佐々木蔵之介が登場した制作会見の模様はこちら
質の高いドキュメンタリー番組で世界的に高い評価を得ているヒストリーチャンネルでは、「特集:世界に衝撃を与えた21世紀の出来事」を全13番組で放送。さらに日本オリジナル番組として佐々木がナレーションを担当する「報道写真が語る21世紀の真実」が制作された。アフガニスタンの戦場や3月11日の東日本大震災などで報道の最前線を駆け抜けたカメラマンたちの生の声から、現場の裏側やニュースで伝えきれなかった真実をえぐり出していく。
番組プロデューサーは、佐々木の起用について「21世紀に活躍されている方。特にいまがピークではなく、これからもっと活躍されるであろう方にお願いしたかった」と説明。佐々木は、「ほめていただきうれしいです」とニッコリ。「僕はいま43ですが、31になる手前で東京に来て、仕事させていただいている。21世紀のほとんどを東京で過ごし、こういう場に立たせてもらっています」と感慨深げだ。
そして、「前にiPS細胞の研究をされている教授をモデルにした役を演じさせてもらったときに勉強させてもらったことはありましたが、やはり今回は演じるのとは違う。僕も一緒に勉強できれば」と意気込みを語った。さらに「僕自身、ベトナムのホーチミンの戦争博物館には2回ほど足を運んだことがありますが、写真を見ると、背景が見えてくる。ものすごく楽しみにしています」と期待を口にした。
これから収録が行われ、12月に放送されるが「振り返るにはいい季節だと思います。ただ振り返るだけでなく、この先の良い社会、よい地球のために勇気を与えられるような番組にしたい」と真しに語った。
「報道写真が語る21世紀の真実」は12月3日放送。「特集:世界に衝撃を与えた21世紀の出来事」は12月17日、18日に13番組を一挙放送。