Movie Walker より(以下一部抜粋)


>イーサン・ハントが復活を遂げ、ジェームズ・ボンドも帰ってくることになり、2012年の諜報戦線は熾烈化必至。それに拍車をかける男、その名はジョニー・イングリッシュ! Mr.ビーンことローワン・アトキンソン扮する、この天災的スパイもまた、8年ぶりにスクリーンに戻ってくる。2003年に世界を爆笑で包んだアクションコメディ『ジョニー・イングリッシュ』の第2弾がいよいよ登場だ。世界33ヶ国でオープニング1位を記録した本作の邦題が『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』に決定、さらに2012年1月21日(土)より公開されることがわかった。

【写真】ロンドン、チベット、香港、スイスとワールドワイドに活躍(!?)するジョニー・イングリッシュ

かつて英国の危機を救ったジョニー・イングリッシュに、新たに下されたミッション。それは英中会談を控えた中国首相の暗殺計画を阻止すること。困難な任務を任されたことに発奮し、情報局の女性統括者ペガサスや美人の行動心理学者ケイトら新しいチームに囲まれ、世界を駆け回るイングリッシュ。しかし、彼の行く手には、予期せぬ罠が待ち受けていた。ロンドン、チベット、香港、スイスと舞台を変えるワールドワイドな展開からもわかるとおり、007シリーズのパロディに前作以上に接近! イングリッシュの髪型が『007は二度死ぬ』(67)の日本人に扮装したジェームズ・ボンドにそっくりだったり、『女王陛下の007』(69)を彷彿とさせる雪山アクションが展開したりと、ことごとくを笑いに転化する。何より、あのMr.ビーンがボンドのように立ち回り、案の定、失態を演じるのだから、オトボケ加減の激しさも想像できるだろう。

さらに本家に負けじとアクションのバリエーションも増加し、モーターボートチェイスから高速車椅子での逃走、ケーブルカー上での死闘、さらにはカンフーまで、イングリッシュの底の広さを楽しむことができる。もちろん、ガジェットも豊富で、特殊仕様の音声に反応するロールスロイスを筆頭に、ユニークな秘密兵器も続々登場する。それらが効果を発揮するのか否かはともかく、前作から格段にスケールアップしていることは間違いない。

主演のローワン・アトキンソンは、いたずらっ子のような表情を武器に、今回も妙演を存分に披露している。さらに『X-ファイル』のスカリー役でおなじみのジリアン・アンダーソンがイングリッシュに振り回される上司役で出演している。また『007 ダイ・アナザー・デイ』(03)ではボンドを裏切る女スパイに扮したロザムンド・パイクがヒロインのケイトを演じている点も見逃せない。

本国イギリスを筆頭に、ヨーロッパなど世界各国でオープニングNo.1を獲得。爆笑は国境を越えて世界中に広がっている。そんな本作がいよいよ日本にもやって来る。バージョンアップを遂げたジョニー・イングリッシュの活躍(!?)を見逃すな!


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