すべてのスピルバーグ作品を超える興収!『タンタンの冒険』、フランスで『インディ・ジョーンズ』の180%を記録!!
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>先週よりヨーロッパ19か国で先行公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督初のフルデジタル3D映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』が、フランスの公開初日興行収入で、すべてのスピルバーグ監督作品を上回る結果を残したことがわかった。10月29日、30日の週末興行成績では、先行公開されたヨーロッパ9か国(フランス、ベルギー、イギリス、スペイン、ドイツ、スウェーデン、スイス、デンマーク、オランダ)で初登場ナンバーワンを獲得したという。
映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』場面写真
フランスの公開初日の成績で、スピルバーグ監督全作品、そして『スパイダーマン3』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ全作品を上回る成績をたたき出した『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は、ベルギーの漫画家エルジェが1929年に発表した「タンタンの冒険」シリーズが原作。10月28日から30日の3日間の成績では、フランスで『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の180%、『レミーのおいしいレストラン』『アリス・イン・ワンダーランド』の150%、『スパイダーマン』の141%を記録。169スクリーンで公開された本国ベルギーでは、興行収入210万ドル(約1億6,800万円 1ドル80円計算)を記録という『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の152%、『トイ・ストーリー3』の500%、『シャーロック・ホームズ』の400%、『スパイダーマン3』の156%の数字を記録した。
本作の原作「タンタンの冒険」は、日本ではさほど知名度は高くないが、全世界発行部数2億5,000万部以上を誇る大ヒットシリーズ。少年記者タンタンが、愛犬スノーウィと共に世界中を冒険するストーリーだ。今回の映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』では、17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶った伝説のユニコーン号をめぐるタンタンの冒険を描く。世界各国から寄せられる「探検のスリルを描いた映画にぴったりはまった『タンタンの冒険』は、コミックの映画化が新たな世界へ踏み出す最初の一歩になるかもしれない」(英SFX magazine)といった絶賛の声と、たたき出した数字の大きさに、日本での関心も高まりそうだ。(編集部・島村幸恵)
映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は12月1日全国公開