人気コミックを原作に、ゾンビの徘徊する終末世界での逃避行を描くホラーサスペンスドラマ『ウォーキング・デッド』。そのシーズン2のプレミア放送がアメリカで10月16日(日)に行われ、過去10年のケーブルTV史を塗り替える記録をおさめた。 本作を放送する米AMC局の発表によれば、初回放送で視聴者数は730万人(同日の再放送2回分も含めると1100万人)、視聴率は4.8を記録。また、18-49歳層では480万人、25-54歳層では420万人だったとのこと。これはUSAネットワークの『デッド・ゾーン』が2002年6月に打ち立てた記録(18-49歳層で400万人、25-54歳層で410万人)を上回るものだ。昨年のシーズン1プレミアの記録と比べても35%以上アップしているほか、『The X Factor』(18-49歳層で420万人)、『デスパレートな妻たち』(340万人)、『CSI:マイアミ』(300万人)と、ネットワーク局におけるプライムタイム枠の番組をも上回る成績にもなっている。こうした成績について、AMCのチャーリー・コリアーズ社長は、「コアなジャンルファンだけでなく、キャラクターに根ざした素晴らしい物語を求める幅広い視聴者層にアピールした、たぐいまれなるテレビ番組のひとつ。ベーシック・ケーブルTV史上最も見られている番組になったことは、本作に登場するゾンビたちと同じくらい驚異的なことです」と、興奮を語っている。