『ウォーキング・デッド』シーズン2プレミア放送は、過去10年のケーブルTV史を塗り替える記録に!

http://dramanavi.net/news/2011/10/10tv.php

人気コミックを原作に、ゾンビの徘徊する終末世界での逃避行を描くホラーサスペンスドラマ『ウォーキング・デッド』。そのシーズン2のプレミア放送がアメリカで10月16日(日)に行われ、過去10年のケーブルTV史を塗り替える記録をおさめた。 本作を放送する米AMC局の発表によれば、初回放送で視聴者数は730万人(同日の再放送2回分も含めると1100万人)、視聴率は4.8を記録。また、18-49歳層では480万人、25-54歳層では420万人だったとのこと。これはUSAネットワークの『デッド・ゾーン』が2002年6月に打ち立てた記録(18-49歳層で400万人、25-54歳層で410万人)を上回るものだ。昨年のシーズン1プレミアの記録と比べても35%以上アップしているほか、『The X Factor』(18-49歳層で420万人)、『デスパレートな妻たち』(340万人)、『CSI:マイアミ』(300万人)と、ネットワーク局におけるプライムタイム枠の番組をも上回る成績にもなっている。こうした成績について、AMCのチャーリー・コリアーズ社長は、「コアなジャンルファンだけでなく、キャラクターに根ざした素晴らしい物語を求める幅広い視聴者層にアピールした、たぐいまれなるテレビ番組のひとつ。ベーシック・ケーブルTV史上最も見られている番組になったことは、本作に登場するゾンビたちと同じくらい驚異的なことです」と、興奮を語っている。

なお、シーズン2は前シーズンの倍以上にあたる13話分が製作される予定。1時間30分枠で放送された第1話「What Lies Ahead」では、シーズン1のラストで、ゾンビに占領されてしまったアトランタ市を去ったグリムス一行のその後が描かれる。AMCの意向で予算が削減され、今年の夏には大黒柱だったフランク・ダラボンが降板してしまうなど、製作現場はゴタゴタに見舞われていたが、プレミア放送の好成績には関係者一同、ほっと胸をなで下ろしていることだろう。第2話以降の推移にも注目したいところだ。

なお、日本ではFOXにて11月5日(土)23時からシリーズ2が放送される。人気の最新シーズンをほぼ同タイミングで見ることができる機会を楽しみたい。