レオナルド・ディカプリオ、『J・エドガー』でエドガーが同性愛者だった可能性を示唆するシーンを演じる
シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>FBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーの半生を、クリント・イーストウッド監督が映画化した映画『J・エドガー』で、主演のディカプリオが、エドガーが同性愛者だったかもしれないことを示唆するシーンを演じていることが明らかになった。
ウェブサイトE! Onlineによれば、その相手として描かれているのは、映画『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー演じる、エドガーの右腕的存在だったクライド・トルソン。11月3日に行われたAFIフィルムフェスティバルでのプレミア上映で、ディカプリオはE! Onlineにこう語っている。「二人は、いつも休暇にも一緒に出かけていた。朝食もランチもディナーも一緒だった。仕事の行動も常に共にしていた。彼らは50年もの間、一緒に過ごしたんだ。一緒に暮らし、同じ墓に入った。家族を持ったことはなく、恋人がいたこともない。そう聞けば、どうしたって、そう考えたくなるだろう」
Dailymail(電子版)によれば、問題のシーンはタクシーの後部座席に二人が並んで座っている一場面で、ズームアップされた二人の手が、重ね合わされているというのだ。
イーストウッド監督は、E! Onlineに対し、「たとえ、フーヴァーがゲイだったとしても、彼がゲイとしてのアイデンティティを確立できる手立ては存在しなかった。特に1930年代においては」と話している。
結局のところ、フーヴァーが果たして同性愛者だったのかどうかは、永遠に闇に葬られた謎のようだが、大統領さえも恐れたと言われるフーヴァーという男の、意外な側面をうかがわせるディカプリオの演技は、非常に楽しみなところだ。