放射性物質を盛られ暗殺されたロシアの元スパイの実話を映画化 製作にジョニー・デップ、リトビネンコ役にマイケル・ファスベンダーか?
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>映画『イングロリアス・バスターズ』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でおなじみのマイケル・ファスベンダーが、放射線物質「ポロニウム210」を盛られ暗殺された元ロシア連邦保安庁(FSB)の元幹部アレクサンドル・リトビネンコを描いた新作『ロンドングラッド(原題)/ Londongrad』で、主演候補に挙がっていることがComingsoon.netにより明らかになった。
映画『暗殺・リトビネンコ事件(ケース)』
同作は、ワーナー・ブラザーズのもとで企画されている作品で、製作はジョニー・デップと映画『ツーリスト』や『ザ・タウン』のグレアム・キングが担当し、脚本は映画『ラスト・キャッスル』や『地球が静止する日』のデヴィッド・スカルパが執筆することになっている。そして今回、その実在した元幹部アレクサンドル・リトビネンコ役をマイケル・ファスベンダーが候補に挙がり、さらに監督には映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のルパート・ワイアットが現在交渉中だそうだ。
原作は、ニューヨーク・タイムズ紙のアラン・コーウェルが執筆した「ザ・ターミナル・スパイ:ア・ストーリー・オブ・エスピオナージ、ビトレイヤル、アンド・マーダー(原題)/ The Terminal Spy : A Story of Espionage, Betrayal and Murder」をもとに映画化し、そのストーリーはモスクワのアパート爆破事件は、チェチェンによるテロではなくロシア工作だったと主張した元ロシア連邦保安庁(FSB)の元幹部アレクサンドル・リトビネンコが、2006年ロンドンの寿司屋で、イタリア人教授マリオ・スカラメッラと名乗る人物と会食後、体調が悪化して病院で亡くなり、後に放射線物質「ポロニウム210」が大量に検出された事件を描いている。
話題性があり、さらにハリウッドを代表するプロデューサーがかかわることで、興味深い作品が出来上がりそうだ。