スポーツ報知 より(以下一部抜粋)


> 10月にNEWSを脱退した山下智久(26)が、来年1月期のTBS系新ドラマ「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」(木曜・後9時)に主演することが決まった。役どころは警察御用達の「葬儀屋」。“訳あり遺体”の謎を解明しながら、人の命と向き合う主人公を演じる。ソロとしての再出発に山下は「あまり気負わず、いい作品を作りたい」と意気込んでいる。

 NEWSを脱退した山下のソロ初仕事は“葬儀屋”に決まった。

 山下が演じるのは、父親を亡くし、家業の「葬儀屋」を継ぐことになった5代目・井原真人。自殺や事故死、介護殺人など警察が扱う“訳あり”の遺体と接するうちに、自分自身の生き方やバラバラになりかけた家族と向き合うようになっていく。さらに、女性刑事との恋愛や、死の真相を追うミステリーの要素も描かれる。フジテレビ系ドラマ「名前をなくした女神」などで知られる渡辺千穂さんがオリジナル脚本を書き下ろす。

 山下が連ドラ主演するのは昨年1月期のフジテレビ系「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―2nd season」以来、ちょうど1年ぶり。TBS系では06年4月期の「クロサギ」以来、約5年半ぶりとなる。

 山下にとっては、NEWSを脱退して初の仕事となるが「あまり気負わず、いつものように現場での士気を高めて、スタッフ、共演者の方々といい作品を作りたい」。これまで詐欺師(「クロサギ」)、ボクサー(映画「あしたのジョー」)、医師(「コード・ブルー」)などさまざまな職業を演じてきたが、今回は初めての役どころ。「葬儀屋と聞くと暗いイメージでしたが、実際には家族との絆や真人のポジティブな成長が楽しめるドラマにしたい。明るいドラマにしたい」と語っている。

 撮影前には実際の葬儀会社などを取材する予定。「ぜひいろいろな話を聞いてみたい。とにかく情報を集めてイメージを膨らませたい」と意気込んでいる。「クロサギ」や映画「あしたのジョー」でも山下を主演に起用してきた同局の伊與田英徳プロデューサーは「陰と陽の両面を持った希有(けう)な存在だが、今までになかった一面も見てみたい」と期待を込めた。