今なお根強い人気を誇る怪獣・ゴジラをボトルにした「白雪・本格麦焼酎『破壊王 SAKEゴジラ』720ml陶器詰」が、小西酒造株式会社より数量限定で発売されている。2009年にゴジラ生誕55年を記念する企画として立ち上げられた同商品の監修は、『ゴジラ』シリーズで特技監督を務めた川北紘一が担当。そのかいあって、今にも動き出しそうな迫力をたたえたボトルが完成した。
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「白雪・本格麦焼酎『破壊王 SAKEゴジラ』720ml陶器詰」は、ゴジラをかたどったボトルが強烈な印象を放っている商品で、高さ約24センチのゴジラボトルは1989年公開の『ゴジラVSビオランテ』に登場したものを基本モデルに制作。原型から数えて制作に半年以上かかったというだけあって、そのクオリティーにはファンも納得すること間違いなしだ。『ゴジラVSビオランテ』から6作にわたって同シリーズの特技監督を務めた川北紘一の監修を経たことで、すべて手作業で行われた彩色も通常の着ぐるみを意識したものとなり、一層、完成度を高めている。
監修の川北もその仕上がりには自信を持っているようで、同商品については「『ゴジラ』誕生から既に半世紀以上。そして私が特技監督として演出した『ゴジラVS ビオランテ』も、製作から20 年近くの時が経ちました。あの時はじめてゴジラに出会った子供たちも、もう立派な大人になっていることでしょう。あの頃を懐かしく思い出し、ゴジラと一緒に一杯飲むのも、大人になったゴジラファンならではの愉しみです」と長きにわたって愛されている『ゴジラ』だからこそできることだと自負。「このゴジラのかたちをした陶磁ボトルは、飲み終わった後も飾って楽しめるようにと、遊び心を大切に企画したものです。伊藤成昭造型技師が、凶暴だけど格好良く、それでいて親しみやすいアレンジで『ビオゴジ』タイプのゴジラボトルを造型してくれました。今宵、ゴジラに酔う愉しみ……大人のゴジラファンだけの特権を心ゆくまでご堪能ください」とコメントを締めくくっている。
販売はオフィシャルウェブショップなどインターネット通販を中心に行われており、数量は3,000本限定。ゴジラのボトルばかりが注目されがちではあるものの、中身の焼酎の方も、六甲山長尾山系伏流水「白雪丹水」で割った大麦100パーセントの本格焼酎ということで、お酒好きにもたまらないアイテムとなっている。残念ながら東宝による映画『ゴジラ』シリーズは2004年公開の『ゴジラ FINAL WARS』を最後に制作されていないが、ハリウッドでは『ゴジラ』新作が企画されているといい、ファンはゴジラボトルでお酒を飲みつつ、どんな作品になるのか想像してみても楽しいかもしれない。(編集部・福田麗)
「白雪・本格麦焼酎『破壊王 SAKEゴジラ』720ml陶器詰」は発売中 メーカー参考小売価格: 1万円(消費税別)