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●「アメリカン・ホラー・ストーリー」
(C) 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved
なんともミステリアスかつセクシーなポスター。
ここは一体どこなのか、これから何が起こるのか、全てが謎に包まれているようでいて、でも決して「よいこと」だけは起こりそうもない……そんな気がしてきませんか？
これが2011 年11 月12 日（土）24:00からFOX で放送される
ホラーファンならこれ（この赤！）だけでゾクゾクきちゃっていろんな監督の名前が脳裏をよぎるものですが、このドラマのスゴイところはこれまでホラー界とは関わりがあるとは思われていなかった人が制作総指揮を努めてるってことなんです。
―― いや、あの、これまでホラーと関わりなかったといってもね、ぽっと出の新人ってわけじゃありませんよ。それどころかこの業界じゃ現在ちょっとした有名人です。
この作品は「Glee 」 と「NIP/TUCK 」 の製作総指揮ライアン・マーフィーが贈る、斬新スタイリッシュ・ホラーなのです！
いや～、あのライアン・マーフィーがついにホラーにのりだしたのですね～。
どんな話かというのがサイトにざっくり載ってましたので転載します。
＞過去の家庭問題を乗り越えるため、ボストンから遠く離れたロサンゼルスへ移り住むことを決めたハーモン一家。引っ越し先に選んだのは、1920 年代に建てられた趣ある佇まいの洋館。以前の家主が亡くなったというワケあり物件ではあったものの、破格の掘り出し物を前に、彼らに大きな躊躇はなかった。しかし、それがこの家に隠された不可解な歴史のほんの一部でしかないことを、一家はまだ知る由もなかった… 。
というわけで、基本、お化け屋敷というかゴーストハウスもの。のはずなんですが、その他ホラーのありとあらゆる要素てんこ盛りなのが第一話。
ワタクシ、試写会で拝見したんですが、とにかくこの続きが見たくてたまらなくなりました。ＤＶＤ出てたら借りちゃうぞという程の勢いだったんですが、なんと「アメリカン・ホラー・ストーリー」 、本家アメリカでオンエアされてからたった１ヶ月で日本で放送になるという、タイムラグのほとんどないテレビドラマなのですよ！ ＤＶＤなんて日本どころかアメリカでも発売されてませんわ。こんなホットな作品、ちょっとないですよね。
第一話の印象は、ひとことでいうなら
「Very スティーブン・キング」。
うむ、もはや「アメリカン・ホラー」ほぼイコールスティーブン・キング作品なのね、としみじみ思った次第。テイストがスティーブン・キングなら、あとはもうお任せして信頼して身を委ねて大丈夫。これから先々存分に恐がらせてもらいましょうぞ、おほほのほ、と高笑い（←何かが違っている）。えぇ、基本、家族の物語です、それがスティーブン・キングのホラーの特徴だから。
このドラマ、キャスティングがまたすごいんですわ。
再びサイトから転載。
＞
ストーリーを重視したこの作品の出演陣には、確かな演技力の実力派俳優たちが名を連ねる。ハーモン家の夫人、ヴィヴィアンには「24」シーズン5の出演女優で、「Friday Night Lights」ではエミー賞にもノミネートされた、コニー・ブリットン。ヴィヴィアンの夫で精神分析医ベンを演じるのはエミー賞ノミネート＆ゴールデン・グローブ賞受賞男優で、「ザ・プラクティス」のディラン・マクダーモット。そして、怪しい隣人コンスタンスには『キング・コング』で一世を風靡した『トッツィー』、『ブルースカイ』のアカデミー賞受賞女優、ジェシカ・ラング。館に仕える女中モリア役にトニー賞ノミネート女優で「シックス・フィート・アンダー」のフランセス・コンロイ。館の元住人で謎の男ラリーにはトニー賞受賞男優で「トゥルーブラッド」のデニス・オヘア。このように、レギュラー・キャストには蒼々たる顔ぶれが並んでいる！また、「HEROES」のザッカリー・クイントが館の元オーナー役でゲスト出演など今後登場のゲスト・スターにも大きな期待が寄せられる ！
上記の中で一番迫力あったのはジェシカ・ラング。ある意味当然。黙って生きてるだけで恐いと申しましょうか。この方はこの世に自分以上に恐いものなどないんだろうな、と思えるぐらい恐いもの知らずに振る舞うのが恐いんですわ。遠慮とか気遣い・心遣い無用の世界の女王様。彼女には誰も勝てません、たぶん（キャラの話ですよ）。
ところで上記の実力派の俳優の皆様（ゲストのザッカリ―除く。まだ見てないので）の演技が申し分ないのは当然として、若手も彼らにひけをとらない活躍をしております。
ハーモン家の娘、ヴァイオレットを演じているタイッサ・ファーミガ、ヴェラ・ファーミガに面差しが似ているので血縁かと思って調べたら、なんと年の離れた妹さんでした！ お姉様のヴェラもそれは美しいですが、タイッサの美少女ぶりももあっぱれで、しかも見事な演技を披露しております。いや～、将来楽しみですよ、ホント。
ヴァイオレットと知り合うテイトを美少年から美青年へなりつつあるエヴァン・ピータースが演じておりますが、彼、どこかで見たと思ってたら「キック・アス」に出演してたんですね。主役のアーロンといつもつるんでいる二人の内、眼鏡をかけてない方（最後まで彼女いない方）だったのですが、サエない服着てダサく振る舞っているけど実際はとってもハンサムなことに私は気づいておりました。いや～、大人っぽくなって、美貌全開にしたらかっこいいじゃないですか～！
タイッサとテイトの美少女・美少年ぶりを見るだけでも私はこの「アメリカン・ホラー・ストーリー」見る価値あると思いましたね！ この二人は将来バラ色なのかそれとも先行きに暗雲がたちこめているのかわかりませんが（ま、たいがい後者だと思うけど）、ハラハラしながら見守るのも乙なものだと思います。
この二人以外の登場人物は基本、美男美女。そうでなければ見た目恐い人、というのが大まかな分類ですね。出てこないのは普通の人かな？ さすがホラーだ。
こんなにありとあらゆる怪奇現象持ち出しちゃって、どうやって収拾するんだ？ 最後に決着はつくのか、来シーズンにひいて終わりか？ などなど、海外ドラマファンにはこれからのお楽しみがいっぱいの「アメリカン・ホラー・ストーリー」、秋ドラマはこれで決まりだよね♪
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