>来年夏に公開される映画『ダークナイト ライジング』のフッテージ映像がPG-13指定を受けたことを、米ワーナー・ブラザーズが発表した。同映像に含まれている暴力描写が理由だが、12月16日より全米の映画館で上映されるという予定に変更はないという。
映画『ダークナイト』写真ギャラリー
約6分といわれている同映像は、12月16日より全米公開される映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のIMAX版の上映前に公開される予定。だが、日本の映倫にあたるMPAA(アメリカ映画協会)は、暴力描写を理由に同映像をPG-13指定にすることに決定した。このことにより年齢制限が課せられるわけではないものの、13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要となってしまった。
謎に包まれた特報映像とビジュアルを除き、ストーリーなどの詳細はまだほとんど明らかになっていない『ダークナイト ライジング』。PG-13指定を受けたというだけではまだ何ともいえないが、来年の目玉作品の一つだけに、6分もの新映像がいよいよ解禁されることに興奮しているファンは多いはずだ。本シリーズでは、前作『ダークナイト』でも公開に先立ち、『アイ・アム・レジェンド』の上映前にフッテージを流すという試みが行われており、今回はそれを踏襲した形になる。
担当者によると、残念ながら現段階では同様の試みを『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の日本上映時に行う予定はないということ。同映像が日本のファンに届くまでには少々時間が必要となるだろうが、謎のベールが外されるときはそう遠くはなさそうだ。(編集部・福田麗)
映画『ダークナイト ライジング』は2012年夏に公開