Movie Walker より(以下一部抜粋)
>円谷プロダクション制作『ウルトラマンサーガ』(2012年3月24日公開)の主演をDAIGOが務めることがわかった。特撮ヒーローに初挑戦、本作が記念すべき映画初主演作となるDAIGOは、最新のウルトラヒーロー、ウルトラマンゼロに変身する青年タイガ・ノゾム役。何と歴代シリーズ初の“ウルトラマンになりたがらない主人公”が誕生するという。
本作は、謎の侵略者・バット星人によって占領されてしまった地球を舞台に、宇宙からやって来た3大ウルトラヒーローのウルトラマンゼロ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスが、地球人たちと力を合わせて希望と平和を取り戻すストーリー。ウルトラマンゼロは、M78星雲・光の国を故郷とする若きウルトラヒーローで、タイガ・ノゾムは防衛チームのルーキー隊員で、天才的な戦闘機パイロットという設定だ。危機に陥った子供を守るために瀕死の重傷を負い、その勇気に共感したウルトラマンゼロが一体化することによって、新たな変身ヒーローとして生まれ変わり、ウルトラセブン同様に、両目に装着するウルトラゼロアイで身長49mの巨大ヒーローへと変身する。
ここまでは歴代のウルトラマンシリーズ同様の展開だが、DAIGOが演じるタイガ・ノゾムは少々毛色が違っている。ウルトラマンゼロに変身する能力を持ちながら、ヒーローに変身することを徹底的に拒むというストーリーが展開されるのだ。“ウルトラマンになりたがらない主人公”タイガが、困難を克服しようと頑張る地球の少年少女たちの思いと共に徐々に変わっていくという人間ドラマも本作の大きな見どころになっている。日本が誇る世界のウルトラシリーズに出演ということから、DAIGOは「とても光栄です。タイガ・ノゾムがウルトラマンゼロに変身することになる過程での心境の変化を、自分なりに表現できたら良いなと思いながら演じました」と気合いのコメントを寄せている。劇中では、DAIGOならではのウルトラヒーロー像も魅力的に描いており、思わず笑いを誘うユーモラスな言動や、独特のテンポ感。あの“ウィッシュ!”ポーズに続き、新たな決めポーズ“フィニッシュ!”も本作で初登場するという。
また、ウルトラマンコスモスに変身する春野ムサシ役で杉浦太陽、ウルトラマンダイナに変身するアスカ・シン役でつるの剛士が競演。ウルトラマンゼロと合わせた3大ウルトラヒーローが初めて地球上に結集するという、映画ならではのスケール感にも注目したい。「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンコスモス」は、いずれも人気の高い作品だが、ダイナとコスモスの競演はシリーズ初のこと。1997年に「ウルトラマンダイナ」で連続テレビドラマデビューし、間もなく15年が経つ、つるのは「当時の一年間の撮影の中で、僕もアスカと共に成長していけたという実感があります。今回、またアスカとして他のウルトラシリーズのみんなと一緒に戦うことができ、嬉しい」と喜び一杯。2001年に「ウルトラマンコスモス」で連続テレビドラマデビューをし、今年10周年を迎えた杉浦は、「10年ぶりに変身したので気合が入りました! 撮影している毎日が楽しく、ウルトラマンコスモスを演じられたことは僕の誇り。強さ・優しさ・勇気をコスモスに教えられたので、再び演じられて嬉しい」とコスモスへの熱い思いを語った。
本作の前売劇場鑑賞券は、11月26日(土)より全国劇場窓口で発売予定だ。