Record China より(以下一部抜粋)
>2011年11月10日、映画「大魔術師」(英語題:The Great Magician)の発表記者会見が上海市で行われ、出演者のトニー・レオン(梁朝偉)、ラウ・チンワン(劉青雲)が出席した。捜狐網が伝えた。
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イー・トンシン(爾冬陞)監督「大魔術師」は、「レッドクリフ」から3年を経てやっとお目見えすることになったトニー・レオンの出演最新作。香港で来年1月12日から公開されるが、具体的なストーリーや出演者の人物関係は大部分が謎のまま。中華民国初期の中国を舞台に、トニーが天才マジシャンを、チンワンが軍閥の将軍を演じ、政治と権力と恋の駆け引きが繰り広げられるという。
同作では、初めてマジックに挑戦したトニー。作中でのマジックシーンは50回にも及び、イー監督は「とても素人には見えない」と、その器用な動きを絶賛している。どんなキャラクターもそつなくこなす演技派だが、今後最もやりたいのは、なんと“女装”。思わず噴き出すような厚化粧で、こってりした女性を演じてみたいという。
「大魔術師」からのオファーを引き受けたのは、チンワンと共演できるというのが理由の一つ。2人の共演は98年「暗花」以来13年ぶりで、北京語が苦手なチンワンは、トニーにからかわれないように1人でこっそり発音練習に励んでいた、と明かしている。
映画の主題歌「猜情人」は、トニーとヒロイン役のジョウ・シュン(周迅)がデュエットしている。当初はトニーとチンワンが歌う予定だったが、「チンワンの北京語がひどいので、お払い箱になった」と、トニーから悲しいコメントが。チンワンによると、イー監督の前で一小節を歌ってみたところ、「…もういいよ」と言われてそれっきりだったという。