>12月31日に開催される「第62回NHK紅白歌合戦」では、紅組の司会を務める井上真央が本番で着る衣装デザインを、視聴者から募集する。紅白史上、初めての試みとなり、1年の締めくくりを飾る番組を、視聴者のアイデアが彩ることになる。
司会として、白組が2010年に続き2年連続で登場する人気アイドルグループ・嵐、紅組が連続テレビ小説「おひさま」に出演した女優・井上真央に決定した今年の紅白。紅白応援隊にはAKB48とテリー伊藤が就任し、大みそかの放送に向け、PR活動も本格化してきている。そんな中今年は、紅白初の試みとして、司会初挑戦となる井上が着る衣装デザインの一つを視聴者から募集。採用となったデザインは、まさにこの日のための一点もの衣装として仕立てられる。
デザイン画の応募は、郵送もしくは公式サイトの投稿ページから。プロ、アマ問わず視聴者ならば誰でも応募することができ、手書き、CG、イラストなど、表現の手法は問われない。ただし、もちろんデザインは、過去に未発表で応募、投稿もしたことのないオリジナルデザインに限られる。応募作の中から1点のみが選ばれ、放送当日、生放送の場でお披露目となる。
毎年、参加アーティストたちの歌や、白と紅の勝敗と共に、画面を彩る出演者たちの衣装も、楽しみの一つとなっている紅白歌合戦。採用となれば、1年の締めくくりを最高の形で迎えることができそうだ。(編集部・入倉功一)
第62回NHK紅白歌合戦は、12月31日19時15分からNHK総合・ラジオ第1で放送
衣装デザインの締め切りは、12月1日必着