シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>パーキンソン病との闘病で知られるマイケル・J・フォックスが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中さながら、数多くの聴衆の前で「ジョニー・B.グッド」を演奏する名シーンを再現した。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』写真ギャラリー
マイケルが演奏を披露したのは、現地時間12日の土曜日、ニューヨークのウォルドルフ=アストリアホテルで行われたチャリティー・パーティーでのこと。これは、彼がパーキンソン病治療の研究と周知のために設立したマイケル・J・フォックス財団への寄付を募るため行っているイベントで、マイケルは、集まった観客の前で自らギターを手にチャック・ベリーの名曲「ジョニー・B.グッド」のアレンジを披露した。
これは、1985年公開の大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中で、マイケル演じる主人公マーティが、タイムスリップした1955年でこの曲を披露するシーンの再現。本作を観た人の多くが挙げるであろう、名場面の一つで、ファンにとってはまさに感涙もののパフォーマンスだ。デイリー・メール紙によると、マイケルがこのパフォーマンスを披露するのは初ではなく、2008年にはロックバンド、ザ・フーと共に行った同イベントにて演奏を行っている。
ナイキが第2作に登場した未来型スニーカーを発売、さらにタイムマシーンとなる車「デロリアン」の電気自動車の発売など、公開から25年がたったとなった現在も、衰えぬ人気を誇る本作。その背景には、作品の完成度の高さはもちろん、病と戦いながらファンのため、そして難病治療のため日々活動するマイケルのがんばりもあってこそといえるだろう。