ヒュー・ジャックマンのボクシングシーンが公開!感動大作『リアル・スティール』本編クリップ映像解禁!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのスティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが、ヒュー・ジャックマンを主演に迎えた映画『リアル・スティール』より、本編クリップ映像が解禁された。挫折したボクサーの父親チャーリーが、再びボクシングへの情熱を取り戻すさまを描いたシーンは、全編を通して流れているテンポのよい音楽とも相まって、本作のハイライトの一つともなっている名シーンだ。

『リアル・スティール』本編クリップ映像

 今回解禁された本編映像は、ヒュー・ジャックマン演じる父親のチャーリーが、息子マックスの拾ってきたロボットATOMにボクシングを教えている場面。チャーリーが「デカい奴と戦うときはパンチアップ」などと話し掛けながらトレーニングを行なっている姿からは想像もできないが、実際はATOMに知能はなく、チャーリーの動きをコピーしているだけ。それでいながら、まるで二人が互いに楽しみながらトレーニングをしているように見えるのはさすがの一言だ。

ヒューが演じたチャーリーは、挫折を経験した元天才ボクサーという設定のため、ヒューは本作に出演するにあたって、伝説のボクサー、シュガー・レイ・レナードからトレーニングを受けたという。そのかいあって、ここのシャドー・ボクシングは本職と比べても引けを取るものではない。後半に向かうに従ってだんだんと盛り上がっていく音楽は、チャーリーのボクシングへの情熱が再び燃え盛る過程とシンクロしており、そういった意味でも、このシーンは本編中で重要な役割を果たしているといえそうだ。

 また、本作で見逃せないのは、このシーンにも登場しているATOMをはじめとするロボットたちの存在。とりわけ、ATOMは、ロボット格闘技のシーンはもちろんのこと、父子のきずなを中心とした人間ドラマのパートでも欠かすことのできないなど、本作のテーマである父子のきずなを象徴しており、そのことを踏まえて、改めて今回の場面を見直してみると、まるでチャーリーとATOMの交流が親子のそれに重なってくる? アクションだけの作品や人間ドラマを中心とした作品は山ほどあるものの、その二つを効果的に組み合わせた作品はそう多くない。だが、本作はその中でもとびきり優れた例外といえるエンターテインメント大作に仕上がっている。(編集部・福田麗)

『リアル・スティール』は12月9日より全国公開
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