独特のエロチック感覚を描いた川端の短編小説をこれまでとは異なる解釈で映像化したオーストラリアの女流作家ジュリア・リーの監督デビュー作。原作やこれまでの映画化作品­では、女を見つめる人々の視点から描かれていたが、本作では見られる側からの物語を描いているのがポイントだ。ヒロインを務めるのは映画『エンジェル ウォーズ』の制服姿も記憶に新しいエミリー・ブラウニング。全裸で男たちに服従するという大胆な演技に挑戦しており、まだあどけないイメージから一変、大人の女性としての­魅力にあふれた肢体を披露している。
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