シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>18日、人気韓流スターのクォン・サンウが、新作撮影中の北京から来日し、中野サンプラザで行われた主演映画『痛み』のジャパンプレミアに出席した。北京であこがれの存在というジャッキー・チェンとの共演作を撮影中というサンウは、ジャッキーについて「驚くくらい強靭(きょうじん)な方で、アクションも歳を一切感じさせない。素晴らしいのひと言です」と大絶賛。「ウィットにとんだ方で楽しいかたです」と順調な撮影を報告した。

 クォン・サンウが映画のPRのために来日するのは約5年ぶりとあって、この日は、会場に多くの女性ファンが集結。サンウが来場するとあちらこちらから、彼の最新作を心待ちにしていたファンの熱い声援が飛び、サンウも「こんにちは、クォン・サンウです」と日本語であいさつし、笑顔でその声に応えていた。

 本作に出演したきっかけについてサンウは、「シナリオを読んで、痛みを感じない男が1人の女性に出会い、今まで感じることのない心の痛みを感じるところに共感して出演しました」とそのいきさつを説明。本作では武骨な男を演じており、「あまりかっこよくない僕を観ることになるかもしれないけど、それは新しい挑戦です。どんなふうに演じているか観てほしいです」と新境地に挑んだ意気込みを語った。

 また、この日はファンからの寄せられた質問に答えるコーナーも開催。作品に関するものからプライベートなものまでさまざまな質問が寄せられ、「40歳を過ぎて独身の女性をどう思う?」というデリケートな質問には、「全く問題ないです」とにっこり。「今は韓国内でもオールドミスという言葉がなくなりつつあって、あえて結婚しない女性が増えています。なので、45歳くらいまでは大丈夫ですよ」と微妙な(?)線引きつつもファンを沸かせた。さらに、「女性の(体では)どこが好きですか?」という何とも大胆な質問には、一瞬ためらいながらも「お尻です」と告白。照れくさそうに「でも詳細はちょっとね……」とフェチ(?)な一面を明かし、ファンのハートをとろけさせていた。

 本作は幼いころの交通事故の後遺症で痛みを感じなくなり、借金の取り立て屋として生きてきた男(クォン・サンウ)と、血友病によりわずかな痛みにも敏感に生きる女性(チョン・リョウォン)とのきずなを描く切ないラブストーリー。(取材・文:中村好伸)

映画『痛み』は2012年2月11日よりシネマート新宿ほか全国公開


Who killed Cock Robin?