映画.com より(以下一部抜粋)
>「ごくせん」「サラリーマンNEO」などで知られる個性派俳優、生瀬勝久が初めて単独主演を務める劇場公開作品「スープ」(大塚祐吉監督)が2012年初夏に全国公開することが決定した。
【インタビュー】「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」生瀬勝久&小池徹平、絶妙タッグで笑いと悲哀を怪演
仕事ができず、妻に逃げられ、一人娘にも愛想を尽かされた中年男性・渋谷健一(生瀬)が、突然の事故によって気の強い年下の上司、綾瀬由美(小西真奈美)とともに死んでしまう。あの世をさまよう渋谷と、現世に残した愛娘の家族のきずなを描く。
初の単独主演映画で、娘に思いを伝えるために必死の父親役を演じる生瀬は、「2011年の夏、私はこの映画の中で死にました、娘を残して……つらかった、とても……。でも、この映画のような世界があれば……。私はきっと報われる。是非、ご覧ください」と見どころをアピール。
小西は「死生観という重みのあるテーマを題材にしていながら、死の世界を特別なファンタジーみたいなものとして描くのではなく、笑いがあったり、悩んで開き直ってみたりと、それがすごく新しいと感じたし、リアルにも感じました。また、孤独や希望だけでなく、無力感、無気力感、なんとなく生きている、失わないと本当に大切な物に気づけない。など、普遍的な感情と、現代ならではの感情を両方描いている作品だと思いました」と作品のテーマについて語っている。
「スープ」は、2012年初夏全国で公開。